2023.10.1
凄まじい迫力のライン滝
シャフハウゼン
シュタイン・アム・ラインを後にして、シャフハウゼンに向かいました。
ここに泊まる目的は、ライン滝を見るためです。
昨日は、シュタイン・アム・ラインから船でライン河下りをしながらシャフハウゼンに向かおうと決めていたのですが、朝起きてみると濃い霧が辺り一面に立ち込めていて川岸の景色が全く見えないのです。これではクルーズ船に乗っても意味が無さそうだったので、列車で行くことにしました。
列車の行程は、列車で1本、僅か28分の移動です。
シャフハウゼンに着いたら、旧市街で寄り道をせず、先ずは荷物を置きに今日の宿、
Back-Packer Federnhut を目指しました。
宿はライン河に架かるシャフハウゼン・ライン橋(Rheinbrucke Schaffhausen)のすぐそばにありました。
宿はバックパッカーという名がついている割には、しっかりしたシングルルームで、清潔に出来ていました。
トイレにはこんなマークが貼ってありました。いいアイディアだと思います。
レセプションのおばさんは、「ライン滝へは川沿いの遊歩道を歩いて行けば良いのよ。」と言いましたが、歩いてみると結構距離があり、3~4km、1時間くらいは歩いたような気がします。
本当は、ライン滝にもっと近い ノイハウゼン・アム・ラインファル(Neuhausen am Rheinfall)という新駅が出来たので、そちらに宿を取れば良かったと反省しました。
それでも、美しい河畔の景色を堪能しながら歩けたので、良しとしましょう。
驚いたことに、この急な流れの中を、悠々と流れに身を任せながら流されていく人がいました。1km位流された後、無事に岸に上がりましたのでホッとしました。
河畔には、ピクニックを楽しむ家族連れや、釣りを楽しむ親子の姿があり、皆さん恵まれた環境を十分に生かして楽しんでおられました。
釣りをしている親子が、デカい魚を釣り上げていました。
流れはだんだん勢いを増し、荒々しい様相を呈してきました。
滝を見るには、北側の岸から見るより、橋を渡ってラウフェン城に登り、入場券(5€)を買ってエレベーターで展望デッキまで降りるのが、陽射しの関係もあって良いと思いましたのでそうしてみました。
写真だけでは迫力が伝わりませんので、ビデオでもご覧ください。
遊覧船が滝の近くまで行って押し戻される様子が見られます。
また、滝の中央の岩の展望台に、船で乗り付ける様子も見られます。
滝を堪能した後は疲れたので、バスで帰りました。
バス乗り場に行く途中で分かったことですが、新駅は滝のすぐ上にあり、滝から駅へ登るエレベーターも出来ていましたので、とてもアプローチし易くなっていました。
ライン滝を見るために宿泊するなら、 ノイハウゼン・アム・ラインファル にすべきだと思いました。
しかし、シャフハウゼンには他にも旧市街に見所はあります。
ムノート(Munot)要塞にも登ってみました。
16世紀にたてられたものだそうですが、そこからの街の景色が良かったです。
シャフハウゼンの町はザッとこんなものでした。
明日は、バーゼル(Basel)に入ります。