2023.9.3

 

色々あったけど無事帰れそう

…そして…ドーハの感激!

 

(只今9月8日深夜…クソ暑い上に、不在中に来た手紙類の開封、航空会社に対する補償請求書類作成、自身の通院・健康診断、次の旅行の準備…などやらなくてはいけないことが山積で、書きかけたブログになかなか手が回らず投稿が遅くなりました。今回も面白くない備忘録です。スルーしてください。)

 

 

今回の旅行では、いつになく多くのトラブルに遭遇しました。

①アテネ空港でロスバゲに遭遇。 (QatarAirが75㌦補償で決着・請求手続き中)

②家内の手鏡が割れた。(ここで不吉な予感が…)

③家内のスーツケースが破損した。(Skyexpress が100€賠償で決着・着金待ち)

④家内の差し歯が取れた。(痛くなかったので帰国後最寄りの歯科医院で治療中)

⑤夫婦そろって高熱が出た。(家内は現地クリニックを受診…帰国後海旅保険請求中)

⑥帰国便のフライトキャンセルが発覚。(カタール航空からのアクション無し)

⑦ナクソス⇒アテネ間のフライト変更により227€の出費発生。(QatarAirに求償は困難?)

⑧オーバーブッキングで一時的に搭乗が危ぶまれた。(直前に座席確保が確認できた)

⑨アテネの宿で手配したシャトルが15分遅刻で気を揉む。(チェックインには間に合った)

⑩依頼しておいた宿のシャトルのレシートが未交付。(mailで督促するも反応なし)

 

ザット数え上げただけでも10項目のトラブルがあり、落ち込んだり、気を揉んだり、余計な出費が生じたり、面倒な手続きを余儀なくされたりすることになりました。

しかしまあ、何とか乗り切ることが出来ましたので、「これも旅の醍醐味」と割り切って、帰国後は未解決事案の事後処理に取り組んでいるところです。

 

 

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先にFBでもご報告した通り、オーバーブッキングに関しては一昨日(9/1)のうちにカタール航空からメールが来て座席が確保されていることが確認でき、今日(9/3)のアテネ空港でのチェックインでも問題なく搭乗券を貰うことが出来ました。

ヤレヤレです。

 

 

しかし実は、9/2のナクソス島からアテネへのフライトでもひと悶着あったのです。

 

ナクソス空港で荷物を預けようとすると、重量オーバーの料金を払うように言われました。Skyexpress では通常のチケットの許容重量は15kgで、これを超える場合は追加料金が必要なのです。

当然私はそれを知っていましたので、事前に+8kgの料金を払って23kgまでの預け入れが出来るようにしていましたが、カタール航空のフライトキャンセルの関係で、Skyexpress のチケットを1日早く変更した際に、荷物の重量オーバー分の購入履歴が引き継がれず、再度購入する羽目になりました。

引継ぎが出来たのに引き継がれなかったのか、それとも、そもそも引継ぎは出来ずフライトを変更した段階で、購入していた重量オーバー分のチケットは自動的に無効になってしまうのかは分かりませんが、一人50€×2人=100€の出費は痛かったです。

泣きっ面に蜂」とはこのことです。

カタール航空のフライトキャンセルの影響で、Skyexpress のチケットの変更手数料が22€、アテネでの宿代が55€、往復の送迎代が50€、重量オーバーの追加料金が100€、〆て227€(日本円換算で36,000円)の追加出費です。

 

こうなってくると、Skyexpress のフライトを安易に1日早めてしまったことが、返す返すも悔やまれます。

と言うのは、本来であれば、このSkyexpress のフライト変更は必要なかった筈なのです。

 

そのことに気が付いて指摘してくれたのは、私のブログのフォロアーのご主人です。

私の「フライトキャンセル」の記事を興味深く読んでくださったフォロアーの方が、その内容を詳しくご主人にシェアされたそうです。するとそれを聞いたご主人は直ちに「それは変だぞ。最終的に決まったドーハ発02:25⇒成田着18:55のフライトには、当初の予約内容のアテネ発19:40⇒ドーハ着00:05のフライトで乗り継ぎが可能じゃないか。何もSkyexpress のフライトを1日早める必要は無かったんじゃないか?」と指摘されたそうです。

 

鋭いご指摘! まさにその通りでした!

何故、最初から予約していたアテネ発19:40⇒ドーハ着00:05のフライトが生かされず、アテネ発9:30⇒ドーハ着13:55のフライトに変更されて提案されたのかは不明ですが(注)、私がそのことにすぐ気が付いて指摘し、《アテネ発19:40⇒ドーハ着00:05 / ドーハ発02:25⇒成田着18:55》のフライトコネクションにしてくれるように依頼していれば、Skyexpress のフライトを1日早める必要は無く、36,000円の余計な出費は免れた筈だったのです。

 

(注)おそらく、チャットの担当者は、コンピューターを叩いて画面に出てきたフライトコネクションをそのまま提案していただけだったものと思われます。コンピューターが表示してくるフライトコネクションのパターンは独自のロジックで作成されますから、乗客にとって必ずしもベストな組み合わせになっていないこともあるのだと思います。それ故、人間の方で最適なフライトを指定してやればその組み合わせでのフライトコネクションが作成可能だったのではないかと思います。チャットの担当者には私のナクソス⇒アテネ間のフライトは伝えてありましたから、担当者の親切心の欠如があったと思われますし、提案を受けた私のチェック不足もあったと反省させられるところです。

 

それにしても、奥様から話を聞いただけで、この矛盾を指摘したご主人の鋭さには感服しました。今後もし同様の事態に遭遇した際には、私も十分気を付けてチェックしようと肝に銘じた次第です。

 

聞けばこのご夫妻、昨年の秋にカタール航空でモルディブに行かれた際、帰りの便の時間変更によってドーハでの乗り継ぎ時間が24時間をオーバーする結果となってしまい、空港のチェックインカウンターで「24時間を超える乗り継ぎは出来ません!」という一方的な通告のみで、何の手当てもないままに搭乗を拒否され、モルジブに放っぽり出されてしまったそうです。
この方は、やむなく別のエアチケットを自分で購入して帰国されたそうですが、その補償に関しても未だに交渉中で解決を見ていないそうです。

カタール航空は、何事も無ければ良い航空会社なのですが、何かあった時の対応がお粗末なようです。

 

私はこのようなトラブルに遭った経験が余りありませんので、カタール航空だけの対応が悪いのか、外国の航空会社の対応は押しなべて皆お粗末なのか、JALやANAだったらもっと丁寧な対応がなされるのか、比較する経験値を持ち合わせていませんが、いずれにしてもトラブル発生時のカタール航空の対応はお粗末極まりないということができるように思われます。

 

 

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          《 ドーハの感激 》

 

【1】カタール航空のカスタマーサービスの対応は💮

 

ドーハ空港に着いたら、カタール航空のカスタマーサービスカウンターで質問したい事柄が三つありました。

一つ目は、ロストバゲッジに対する75$の補償の請求書類の作成方法について。

二つ目は、フライトキャンセルに伴って出費を余儀なくされたホテル代等の補償について。

三つ目は、当初予約していたアテネ⇒ドーハ間のフライトが生かされず、結果としてSkyexpress のフライトを1日早めざるを得なかったのは何故か?について。

です。

 

 

一つ目の、ロスバゲに関する請求書類の作成方法については、添付書類を印刷してそれに手書きで記入し、その書類の写真をメールに添付して返信すればよいとこが分かりました。 書類を〒郵送しなくて良いことが判り安心しました。

二つ目の、フライトキャンセルに関する補償については、担当窓口の連絡先を教えてくれましたので、そこにメールで交渉してみることにしました。

三つ目の、当初予定していたアテネ⇒ドーハ間のフライトが生かされなかったことについては、そのフライトの出発時間が朝に変更され、夕方の便が存在しなくなった為であるという説明でした。そういう事であれば、Skyexpress のフライトを1日早めたことは無駄ではなかったんだと納得できました。(しかし、アテネ⇒ドーハ間の出発時間変更の連絡が私のところに来ていないのは不可解で疑問は残ります。)

 

 

一部の疑問や課題は残しつつも、一応納得のいく説明が得られましたのでスッキリし、気持ちも大分軽くなりました。
やはり人と対面で話をした方が納得いくまで質疑応答が出来て良いですね。

 

当面の疑問点が解決したので、あとはゆっくりラウンジでの時間を楽しむことにしました。


 

 

【2】カタール航空のラウンジは凄い! 超豪華!💮

 

カタール航空のラウンジは、今回初めて利用しましたが、噂に違わず超広くて、超豪華なのでビックリしました!

 

このラウンジは使えます!一度は体験してみる価値があると思います。

特に、美味しい「お鮨」をお腹一杯食べられたことと、「Quiet area」 で横になって眠ることが出来たので最高でした!

 

写真ではこの広さや豪華さをお伝えしきれないので、ビデオを中心としたスライドショーを作ってみましたのでご覧ください。

 

 

 

 

 

我々のドーハ空港での乗り継ぎ時間は12時間でしたが、全く苦になることはなく、「あと5時間だっていられたね。」と話し合ったくらいです。

それにしても家内はシャンパンをよく飲んだし、私は「ウナギ巻きのイクラ乗せ」をよく食べました。

 

 

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話しは前後しますが、ナクソス島のアパートを去る際には、スタッフ全員が揃って見送って下さり、マンマ手作りのジャムをお土産に持たせてくれました。

 

私の右から、イオアニス、マンマのVoula,少女の名は?、そしてZira。

 

ナクソス空港に送ってもらって、最後のお別れ。

 

イオアニスは頼りになるいい奴です。頭も良いしビジネス展開も上手いように見受けました。36歳・独身ですが、残念ながら結婚願望は無く、「今は仕事に集中したいんだ。」と言っていました。それを聞いて益々気に入りました。

 

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追伸

1.お土産に持ち帰った「ナクソス島産のヨーグルト」は残念ながらダメでした。

  ドーハ空港で気温48℃と言われる中に12時間以上放置されたことが原因だと

  思います。 臭いや味は大丈夫そうなのですが、分離してダマダマになっていまし

  たので、人様に差し上げるわけにはいきません。冷凍して毎日私が少しづつ食べ

  ていますが、おなかの具合は今のところ正常です。

2.帰りのチーフ・キャビンアテンダントが日本人の女性で素晴らしい対応でした。

  その方のアドバイスでカタール航空の日本支社に電話し、責任者の方と話した結

  果、カタール航空のフライトキャンセルに伴って他社便の変更が必要となった場

  合には、それに伴って発生した費用や宿泊代等は、補償の対象外であることが

  く分かりました。カタール本のカスタマーケアと交渉しても無理だと判りま

  たので無駄な努力をするのは諦めることにしました。

3.ロスバゲの75$の請求手続きがシステム的に上手く行かないので、カタール航空 

  の本社にメールで照会していますが、直ぐに返信があり対応は良いです。

  また、日本支社の責任者の方も日本から援護射撃してくれ助かっています。

  私のフライトキャンセルの際にも、日本支社から私にコンタクトを取ったらしい

  のです諸般の事情で私と連絡がつかなかったそうです。

  何のアクションもないままに放置していたことが「怪しからん!」と思っていま

  したが、その点は少し納得しました。

そんなこんなで、カタール航空の総合的な印象はかなり改善されました。

 

これにて、ギリシャ・エーゲ海旅行の記事はお終いです。有難うございました。