2023.8.1
屋上のプールサイドで
至福の時間を過ごしました。
当初の計画では、今日はタウン・ウオッチングをする定だったのですが、昨日ホテルの周辺を歩いてみて、この街には特に訪れるべき見所も無さそうでしたので、屋上のプールサイドでノンビリしようということで二人の意見が一致しました。
先ずは朝食で腹ごしらえです。
1階のレストランに行くと、かなりバラエティー豊かな料理が並んでいます。
私の好きなクロワッサンや卵料理、ベーコン、チーズ、ハム、果物類も豊富にあります。
朝から食欲旺盛な我々は、ついつい沢山取って来てしまい、お互いに「よく食べるなー!」と言い合いながら、必ず残さず戴きます。
このホテルの朝食はなかなか美味しいので、一日2食が基本の我々には嬉しい限りです。
11時のオープンを待って屋上に行ってみると、見晴らしの良いカフェがあり、カフェの横の更に一段高くなったところにプールがありました。
タオルはこのカフェで貰えます。
プールサイドからの眺めも最高で、心地よい風が常に吹き寄せていて、大変居心地が良いことが判りました。
「ここからの眺めが一番良さそうだし、どこにも行く必要ないね。」
「ここで一日寝ていても良いくらい。」ということで、大きなパラソルの日陰になっている眺めの良いデッキチェアを二つ確保しました。
時間が早いせいか、先客は2~3組しかおらず、デッキチェアはかなり空いていました。我々は日向のデッキチェアに寝たり、日陰のデッキチェアに寝たりしながら過ごしました。
屋上にも強いWiFiが飛んでいるので、パソコンを持って来てサクサク作業が出来るのも有り難いです。
陽射しが強いのに、風があるお陰で、パラソルの下に居るだけで信じられないくらい涼しくて、心地よい眠りに誘われます。
「ガォッ!」と自分の鼾で目が覚めると、家内に「あなた気持ち良さそうに鼾掻いて寝ていたわよ。」と笑われてしまいました。
こんな過ごし方が我々の性に合っている至福の時間の過ごし方なのです。
こうして夕方まで粘って、そろそろお腹が空いてきたのでディナーを戴きに出かけました。
「何が食べたい?」と訊くと家内は「アタシ昨日の中華のセットメニューが食べたい。」と言います。ギリシャに来て二日連荘で中華料理とは如何なものかとは思いましたが、従順な私は「いいよ。」と言ってそこに決めました。
口明けの中華レストランに行くと、昨日もいた可愛い中国人の少女が「また来てくれたのね。」と言うようにニッコリ笑って対応してくれました。
注文したのは昨日と同じ「酢豚の鶏バージョン」のセットメニューと「海鮮焼蕎麦」とビールです。春巻きの代わりに鶏の唐揚げにしてもらいました。
相変わらず埃っぽい道端でしたが、味は期待通り美味しかったです。
明日は難破船ビーチまでのクルージングツアーがありますので、夜は早く寝てしまいました。