2023.7.12
プールとビーチ 交互の暮らし
このアパートに移ってからは、日の出と共に出かける散歩は、岬の方と港の方との交互に出かけるようになりました。どちらも往復1km位で、朝のエクササイズとしては適当な距離です。
今日は岬の方に行きました。
涼しい海風を受けながら、オレンジ色の朝日に染まる景色を見ながらの散歩は心地よいです。
朝食後から昼過ぎまで、午前中の穏やかな陽射しのうちに、プールサイドとビーチでの日光浴を1日おきに楽しむのが日課になっています。
プールサイドへは、アパートの脇の階段を降りて行けばいいのでお手軽です。
他のアパートの住人たちは、1泊~4泊位で入れ替わっていきますし、レンタカーを借りている人が殆どですので、島内観光に忙しく、プールサイドでマッタリとした時間を過ごす人は居ません。
いつも我々だけで独占しているようで申し訳ない気さえします。
ビーチも同じように朝のうちは独り占め状態ですが、11時頃から一組、二組とカップルが降りてきて思い思いの場所に陣取ります。
今日は中年の男性のカップルが降りてきて、我々の休んでいる大きな木陰を共有しました。
二人はとても流暢な英語で「ここは我々がいつも陣取る場所なんだけど、あなた方とは初めて会うね。」と言うので、「我々はこのビーチに1日置きに来て、今日は2回目なんだけど、いつも12時頃に引き上げちゃうから会わなかったんだね。」「ところで何日ぐらい滞在してるの?」と訊いたら4泊5日で今日が最終日なんだそう。「我々は今月末までいるよ。」と言ったらビックリしていました。彼らはアテネ在住だそうです。
また、後から降りてきた若いカップルは、木陰で楽しそうにトランプをしていました。そういうのもアリだなと思いました。 やがてカップルは、岩礁伝いに岬の先の方まで泳いで行たりしていました。 若いっていいな!…と思いました。
ジリジリとした強い陽射しを浴びていると、セミがジージーと鳴き始めました。
風の音とセミの鳴き声と波の音のコラボレーションを録画してみました。
詰まらない映像です。
帰ってから、遅めの昼食を取ります。
今日は鶏モモのグリルを作ってみました。
最初に電子レンジでチンしてから、借りた空飛ぶ円盤型のオーブンで焼き上げようと思ったのですが、電子レンジにオーブン機能も付いているようなので、先ずそれで様子を見てみることにしました。
5分焼いて様子を見ると良い感じです。更に5分加熱してみると皮に少し焦げ目がついて益々良い感じです。続けて更に5分加熱すると皮がきつね色に焼きあがりました。 「これで上等じゃないか。態々あんなオーブンを使う必要ないね。」ということでそのまま美味しくいただきました。
電子レンジと言えば、今回の旅行では新兵器を持って来ました。
電子レンジ用の圧力鍋です。これでご飯も炊けちゃうのです。
お米を研いで、十分保水させた後、600Wで15分チンするだけで、ホカホカのご飯が炊きあがります。ご飯を炊いている間、他の料理を作ることが出来ますから大変便利です。
これがない時は、お鍋でお米を炊かなければなりませんが、目を離すと吹きこぼれるし、微妙な火加減の調整が必要ですので、炊いている間中付きっきりで見ていなければならず大変な手間でした。
それにギリシャの島のアパートでは、大概がミニキッチンでコンロが二口しかない所が多いので、電子レンジでご飯が炊けるとスペース的にも大変助かるのです。
この圧力鍋、メルカリで購入しましたが、新品が1,300円とお買い得でした。
私にとって、海外旅行必携のアイテムとなりました。
今日もまた、大型のブルー・スター・フェリーがやって来ました。
沢山の乗客が乗り降りしていました。
無人島へのクルーズ船もちょうど帰ってきました。
定員オーバーじゃないかと思われるくらい沢山のお客さんで「すし詰め」状態になっていました。