2023.7.6
アスティパレア島での日常点描
こんな景色が部屋のベッドに寝転がっていても眺められます。
日の出は6時頃。 8時間ぐらいグッスリ寝るので、朝はスッキリと目覚めます。
バルコニーに出て朝日を拝みながら深呼吸。
ヒンヤリとした風が心地よく吹いてきます。
自然と朝の散歩に出かけたくなります。
なるべく今まで歩いたことのない道を通ってお城まで散策します。
ギリシャ語で書くとΔημαρχείοとなるようです。発音はとても難しい。
セルフタイマーで写真を撮ろうとして、遠い岩の上にスマホをセットしたものだから、10秒間では崖を降りきれず、こんな写真が撮れてしまいました。
ところで、今回の旅行には、色々な方から頂いた品々を持参してきました。
それらが我々の食生活をバラエティーに富んだものにしてくれています。
下の写真は、青森を旅行したSさんからのお土産。他にいぶりガッコも頂きましたが食べちゃいました。
食用干菊は持参してきた黒酢で「酢の物」を作ろうと思います。ギリシャで「酢の物」が食べられるとは!
これは、お世話になっている不動産屋さんからのお中元で頂いた稲庭饂飩と素麺
これは包丁を研いであげたYさんからのお礼。こんなに美味しいものが頂けるなら何度でも研ぎます!
これは病院への送迎をして差し上げたHさんとYさんからお礼に頂いたもの。情けは人の為ならず。
これはお隣のEさんのお嬢様からインドネシアのお土産。Eさんには観葉植物のお世話や郵便受けの回収など大変お世話になっています。Eさんのお陰で安心して海外旅行に出かけられます。感謝・感謝です!
アパートから約2km離れたリバディ・ビーチに我々はチョクチョク行きます。
下り坂を30分ほど歩かなければなりません。
途中、小さな教会があったので中を覗いてみました。
恐れ多くも、中央の白いカーテンの内側まで拝見させていただきました。(写真下中央)
午前中早めの時間なのでビーチは空いています。
ゴロゴロの石の海岸なのでビーチシューズは必携です。ゴーグルとシュノーケルを持って来ましたが、ここの海底は石と黒い砂で見るべき物は無く、魚は殆どいません。
海辺をパトカーが巡回していたので、「写真を撮れ」というKさんのご要望に応じるべく、手を上げてパトカーを止め、写真を撮らせてもらいました。お巡りさんは笑って応じてくれました。写真を撮っている間お巡りさんは顔見知りと世間話。あくまでも長閑で犯罪とは無縁な島のようです。
帰りは坂道を登るのが大変なのでバスに乗ります。
ホラの町までは、ここから1日に3便、10:30と12:35と17:30にバスが出ます。
我々がこのビーチに行くときは、9:30にアパートを出て、10:00にビーチに着いて、2時間ほど泳いだり日光浴をしたりした後、12:35のバスでアパートに帰るのがルーチンになっています。
バスの運転手さんはいつもこの人。きっとバスはこの島に1台で、運転手さんも1人なんだと思います。
午後はマッタリして、早めの夕飯を作って食べ、眠くなったら寝る、というストレスフリーな生活を送っています。寿命が延びると良いのですが・・・。
ビーチに行った翌日は休養日にしています。
陽射しが勿体ないのでバルコニーで日光浴をし、汗をかいたらシャワーを浴びます。
ここからの景色が一番いいので、この過ごし方も気に入っています。
4時頃から夕食の支度にとりかかります。
肉食系の我々は、肉料理を食べることが多いです。
アパートのすぐ近くに肉屋さんがあって、良質な精肉を売っています。
姓はDelmadoros(デルマドロス)といって、ベネチアがルーツなんだそう。どうりでよく喋るわ。
この店のショップカードがこれ。店主の顔の割には洒落たデザインです。
「ケレアト」は「肉」、「ポリオン」は「売る」という意味だそう。 要するに 肉屋 (Meat Shop)ね。
ここの肉は旨くて安いのです。(この島は肉も野菜も安いです。ギリシャ全体が物価が安いのかしら?)
今日買ったステーキ用の牛ヒレ肉は、570gで8€でした。100g210円ですから箆棒に安いです。しかも柔らかくて旨い肉です。日本の黒毛和牛のような霜降り肉ではありませんが、ヘルシーで肉本来の旨さが味わえます。ステーキ用牛ヒレ肉です
我々の好みは醤油とワサビで頂きます。
景色が最高の調味料です。
取り留めのない記事になりましたが、これが我々の日常なんです。