2023.1.25
スーパーでの買い物
今日の話題はセコイぞ!
いつも利用するのは、ハワイカイショッピングセンターのSafewayとLongs Drugsです。
右がLongs Drugs、正面がSafeway
【 二つのスーパーの違い 】
Safewayは精肉・青果・生鮮食料品が中心。Longs Drugsは薬や化粧品雑貨が中心ですが、ワインやビール、缶詰・菓子類などは両方の店で売っていて、値段も微妙に違うのです。
例えばワイン。
Safewayで$24.99の物が、Longs Drugsでは$19.99です。$5も違います。
例えばビール。
Safewayで$24.99の物が、Longs Drugsでは$21.99です。$3も違います。
偶々この例ではLongs Drugsの方が安くなっていますが、常にどの商品でもそうとは限りません。
円安の中で$5、$3の違いは大きいです。
そんな訳で、我々は買い物をするとき、二つのスーパーを行き来して、値段を比較しながら買い物をするという、涙ぐましい努力をしているのです。
【 二つのスーパーのディスカウントシステム 】
Safewayの場合、陳列棚の値札を見ると、多くの商品で「メンバー価格」と「レギュラー価格」との二重価格が表示されています。しかもその差は5ドル前後も違うことがあるのでバカにできません。
更に、中には「デジタルクーポン価格」という表示があって、レギュラー価格の半額近い値段で売られている商品もチラホラあります。
例えば、このチーズがそうです。
レギュラー価格が $12.99。 メンバー価格が $11.99。
それに加えて デジタルクーポン価格が $6.99 と表示されています。
レジで「どうやったらメンバー価格で買えるの?」と聞いたところ、「レジで電話番号を入力すればいいだけよ。」と言います。
何だか良く分からないシステムですが、取り敢えず私は買い物の都度、電話番号を入力することによりメンバー価格で買い物ができるようになりました。
しかし、デジタルクーポンやガソリンの割引特典を得るためには、”Safeway for U” というアプリをインストールする必要があるのです。
私もインストールを試みたのですが、システムエラーになって上手く行きません。
Safewayのサービスカウンターに行って係の人にやってもらったのですが、やはり上手くいきません。ひょっとすると日本を拠点にしているスマホなので、インストールできないのでしょうか?(そんなことってあるか~?)
アプリをインストールできなければデジタルクーポン価格で買うことはできないのか?
ドッコイ、そんなことで引き下がる私ではありません。
「僕はこのチーズをデジタルクーポン価格で買いたいんだけど、何とかならない?」と訊いてみたら、「OK,その商品をここに持ってきてください。」というではありませんか。こうして簡単にクーポン価格で購入できちゃうことが判りました。
この手が使えるなら、アプリがインストール出来なくてもそれほど困ることはありません。
あとはガソリンを給油する時の割引クーポンが欲しいのですが、アプリなしでそれをゲットする方法が今のところ思いつきません。何とか上手い手はないかと現在思案しているところです。(もっと大事なところに頭を使えよ!ってか?)
Longs Drugs の場合は、最初の買い物の際に、必要な情報を告げて、写真のようなチップを発行してもらいます。(無料) そして買い物の都度、チップの裏にあるバーコードをレジで読み取ってもらうと、一定の金額毎に特定の商品の割引クーポン券や、次回の買い物で使える$2の割引券がレシートと一緒に出てきたりするシステムになっています。
クーポンの対象商品は殆どがあまり買いたいとは思わないような商品なのですが、最近目に留まったものでは、ジレット(Gillette)の髭剃り用の替刃(5枚刃フュージョン×8個)通常価格$25の物が$10 割引きになるというクーポン券がありました。ジレットの替刃は日本で買っても¥2,300位しますから、買っておいてもいいかもしれません。
【 スーパーのチラシ 】
両方のスーパーには店頭に「チラシ」が置いてあります。
日本ではスーパーのチラシなんてあまり気にしたこと無いのですが、ハワイで賢く買い物をするには、このチラシに目を通すことがとても大事です。
例えば、我々が大好きなエビの冷凍パック(907g入)が今日現在では、レギュラー価格$23.98。メンバー価格$18.98 であるのが、明日金曜日の特別価格が何と$5.00になるとチラシに乗っていました。もしそれを知らずに今日買ってしまったら大損です。明日は早めにSafewayに行って、売り切れにならないうちにゲットしてこようと思います。
【 肉の塊にテンションアップ 】
こちらの肉類は、大きな塊で売っているので嬉しくなります。
こういう肉を買うと、何に料理してやろうかとワクワクします。
この写真の豚肉のお値段は、3.73lb(約1.7kg)で$26.25(約3,400円)ですから、100g当たり200円と日本と同じくらいでリーズナブルです。
こちらではこのような 「塊」 か、「超厚切り骨付き」 で売られているのが主流ですが、日本では何故か薄くスライスしてトレイに並べられた肉が主流となっています。
この差はどこから来るのでしょう? ひょっとすると、デカいオーブンやBBQで豪快に調理するのが中心のアメリカと、ソテーや野菜炒めなどチマチマと調理するのが中心の日本との、調理方法の差によるものかもしれませんね。
と、まあこんな具合で、目を皿のようにしてスーパーのチラシを眺め、ああだこうだと言いながら買い物を楽しんでいる今日この頃でございます。
《 追伸 》
今日は金曜日。チラシに出ていた安売りの日です。午前中にSafewayに買い物に行ってきました。
目指すエビの売り場に行ってみると、あることはあったんですが、メンバー価格の値段が$10 と表示されていました。『あれ? $5じゃないの?』と思って近くのスタッフに訊いてみたら、「1LB(ポンド)当たり$5になるということよ。このエビは2LB入りだから$10になるのよ。」と教えてくれました。
確かに!チラシをよく見ると$5の横に小さく LB と書かれていました。これはそういう意味なのね。 それでもいつもの値段よりかなり安いので、お買い上げです。
(大き目のプリプリのエビが30尾位入って1,300円ですから、お値打ちです。)
次に目を付けていたのが、最初の日に買った鳥もも肉の冷凍パック(2LB入)です。
通常は$9.99のところが、正真正銘の$5になっていましたので、それも買っちゃいました。 この鶏肉は、おかずがチョット物足りないときに、サッとから揚げにして食べることができるので結構重宝しているのです。
(骨付きの鶏もも1本が100gあたり72円ですから、かなりお安いです。)
もう一つ目を付けていたのが、スペアリブの塊です。
2LB当たり通常は$12のところが、$5 で売っていましたので、一番小さめの3LBの塊を買っちゃいました。通常だと$18するのが$7.5で買えた訳ですのでかなりお得でした。(スペアリブは骨が多いと言っても、100gあたり72円は買うっきゃないでしょ!)
こうしてディスカウントで買い物をすると、円安・物価高のハワイでも、何だか安い買い物ができたと錯覚してしまうから不思議です。
ともあれ『今日はいい買い物ができた。』と意気揚々、我が家に帰ったのでした。