2022.7.4
スーパーへ買い出しに
≪イタリアの物価調査≫
我々のアパートから坂を下りたところにスーパーマーケットがあります。
開店時刻の朝7時半に合わせて、当面必要な食材の買い出しに出かけました。
日本ではウクライナの問題と円安のダブルパンチで、物価上昇は日々の生活の中でも実感される状況にありますが、その傾向は欧米でも同じかそれ以上に酷いと聴いていましたので、イタリアの物価はどうなんだろう?・・・と恐る恐る値札を観察しました。
その結果、それほど高くなっていないな…という印象でホッとした次第です。
昔はもっと安かったのでしょうけど、日本の値段に比べて比較的安い商品が多いように感じました。
今日買った品物と値段は次の通りです。 参考までに円換算もしておきました。
*一番右にある 高・同・安 は西友のネットスーパーの値段と比べた結果です。
例えば・・・、
meijiの北海道十勝産・生モッツァレラチーズ100gが西友ネットスーパーでは340円しますが、こちらでは100g266.4円です。
ゴーダチーズはチーズ王国のオンラインショップで250g1,625円ですが、こちらでは322gで453円です。
ムール貝に至っては日本ではなかなか売っていませんが、1kgが何と350円位で買えます。(活きたムール貝を見つける前に冷凍のムール貝を買ってしまいましたが、これは300gで453円もしました。大損した気分です。)
こちらでは野菜類もかなり安いです。
ジャガイモは日本では高値で3個入りが198円ですが、こちらでは1.5㎏入りのネットに入ったやつが(8個)281円です。
人参は、日本では3本入りで178円ですが、こちらでは800g入りのパックが183円です。
玉葱は、日本では3個入りで128円ですが、こちらでは1㎏6個入りが183円です。
私はケチ雄君なので、並んでいる同種の商品の中では一番安い物につい手が伸びてしまう傾向にあります。そのせいか、イタリアの食材は総じて日本よりかなり安い物が多いように感じました。
特にワインは、水替わりに飲む人が約1名いますので、いつも一番安い奴から試していきます。 私はワインの味はよく分からないのですが、安くてもけっこう飲めます。
これなら日本での生活費より安く滞在できるぞ! イタリア万歳! \(^o^)/
(チーズは写真を撮る前に先っぽを少し食べちゃいました。)
買物を沢山すると、重い荷物を背負ってアパートへの坂道を上がるのが大変です。
我々はこの坂を≪心臓破りの坂≫と呼んでいます。
ある日、私が重いリュックを背負い、家内が買物袋を提げて、喘ぎながら坂道を登りかけた時です。
一台の車が停まって、「はーい!ヴォンジョルノ!乗っていきなさいよ!」と声をかけてくれました。 見るとアパートのマンマです! 「わーい、助かったー! グラーツェ ミッレ!」
地獄で仏とはまさにこのことです。
しかし何時もこう上手くいくとは限りません。
≪心臓破りの坂≫を喘ぎながら登る日々は滞在期間中毎日続きます。
帰る頃には脹脛が鍛えられて、ますます健脚になることでしょう。
(今回は所帯じみた面白くない記事で申し訳ありませんでした。)