2022.6.7
西への一人旅 (三次編)
出発前、別府のゲストハウスでは4人のゲストに会いました。(すれ違っただけですが・・・)
うち2人は若い男性で、友人同士で泊まっていたようです。
また1人は30代絡みの日本人の女性。「こんにちは」の挨拶をお互いにかわしましたが、それだけで会話は無し。 笑顔の乏しい取っ付き難い感じの人でした。
もう1人は珍しく外人の女性でした。目が合うと「お早うございます。」と向こうから先に日本語で挨拶して来ました。「どちらから来たの?」と聞くと「ロシア。」と今度はぶっきら棒に答えました。 「今は大変だねぇ。」というと「そうですね。」と答えました。 こちらも笑顔の乏しい人でした。 「空港、行く?」と聞くので、「いや、行かないよ。東京の方に帰るんだ。」と答えると「なにで?」と聞きます。 「車でさ」と答えると「ああ・・・、そう。」 で会話は終わりました。その後、彼女はカップラーメンを啜って、大きなリュックをしょって出て行きました。
私も身支度をして9時にチェックアウトし、三次に向けて出発しました。
東京までは距離が有り過ぎるので、行程を3等分して三次と京都に泊まることにしたのです。 ですから、こう言っては失礼かもしれませんが、三次にはただ泊まるだけで、何の期待もしていませんし、観光をするつもりもありません。
三次への途中、中国縦貫自動車道の鹿野(かの)SAで昼食にチャンポンを食べました。
野菜がたっぷりで、シーフードミックスも沢山入っていて、なかなか美味しかったです。
スープのお味も塩分控えめでコクと香りが良かったので、ついつい罪悪感を感じながら全部飲み干してしまいました。
するとドンブリの底から「完食感謝」の文字が現れました。
今日のホテルは、「ビジネスホテル 白鳥荘」。
三次東JCT から直ぐの立地にあることからここを選びました。
お風呂は沸かし湯ですが温泉です。 お湯に浸かると肌がヌルヌルし、とても温まります。
夕食は期待していた以上に美味しかったです。
私が夕食を食べていると、次から次へと長期滞在のお客さんたちが戻って来ました。
皆さん、真っ黒に日焼けした、一見して肉体労働者と判るお兄さんやオジサンたちでした。
皆さんが汗みどろになって働いているのに、こちらはのんびりとドライブ旅行などしているのが申し訳なく、肩身の狭い思いがして、早々に自分の部屋に引き上げました。
という訳で、今日は取り立てて書くべきことがありません。
強いて話題を探すと、私の車のカーナビが古くて役に立たないことが多いということです。
都内でもそうですが、特に地方では、最近新しい道路がいくつも完成していおり、私のナビはそれを認識できないのです。
高速に乗るのに、とんでもない方向に誘導したり、高速を途中で降りるように指示したりするので、全く信用できません。
ですから、私はスマホのナビと2本立てで、確認しながら走ることにしています。
もちろん、両方の指示が異なる時はスマホのナビを優先するのですが、そうした際には車のナビの画面には道のない所を走っているように表示され、「ルートを外れました。リルートします。」というアナウンスが延々と繰り返されることになるのです。
スマホのナビが無かったら、どうなっていたことでしょう。
次回カーナビを買う時には、地図データの更新機能付きのものにしなければダメだなと思いました。