2022.6.4
西への一人旅 (福岡・唐津・糸島編)
今日の一日は、Mさんのお宅に招かれ、朝食をご馳走になるところから始まりました。
私の滞在先のアパートから、Mさんのマンションまでは、車で7分。
Mさんのマンションに着くと、Mさんが外で待っていてくれました。
そしてMさんはご自分の車をコインパーキングに移動して、私の車をご自分の駐車場に停めさせてくれました。(このマンションには来客用駐車場が無いのです。)
そして奥様のお心尽くしの朝食をいただきました。
Mさんご夫妻 こだわりの食材が並んだ美味しい朝食でした。
チーズはスイス産エンメンタール、蜂蜜はアカシアをはじめ4種類の欧州産単花蜜、ハムとソーセージは・・・忘れた! 付け合わせの野菜も新鮮。何よりパンが美味しくて3枚もいただいてしまいました。
パンと言えば、パンが盛られていたこの器は、私が陶芸をやっていた時に造って、Mさんにプレゼントしたものでした。 長く愛用して戴けて嬉しい限りです。
食後の腹ごなしに、昨日の夜歩いた百道浜を散策しました。
ここはエーゲ海の香りがする美しいビーチで、黄色い砂と松林が広がっていて、沖にはミコノスやロードス島を思わせる島影もあります。(実際は能古島と志賀島です)
散策を終えて、Mさんの車でドライブに出かけました。
佐賀県・唐津方面に向かい、鏡山公園の展望台から、唐津湾・玄界灘の美しいパノラマを見せていただきました。
そして適当にお腹が空いた頃、お目当ての《槍烏賊の活き造り》を食べに、「漁師村」という海鮮レストランに向かいました。
着いてビックリ! 人気のある店だとみえて店内は物凄い混雑です。
お店の外にも順番を待つ家族連れが溢れて屯していました。
受付に名前を書いて順番を待つのですが、ザッと20数番目のようです。
せっかちなMさんは、「こんなに混んでいるんじゃとても待っていられない。やめよう!」と言いましたが、私はどうしても食べたかったので、「急ぐ旅でもないし、待ちながら話をしていればいいんだから、座って待っていよう!」と説得し、腰を据えて待つことにしました。
生簀には旨そうなヤリイカが元気に泳いでいました。
板前さんが、次々にすくい上げて調理して行きます。
我々の番までイカがあるかどうか気が気ではありませんでしたが、板さんは「十分ありますよ!」と請負ってくれました。
Mさん夫妻と色々な話をしながら有意義な時間を過ごしていると、ようやく我々の名前が呼ばれました。
注文したのは、もちろん 『活いか造り御膳』。
出てきた大きな槍烏賊の活き造りは、超新鮮で、身がコリコリして歯応えがあり、甘くて想像を絶するほどの美味しさでした。 待った甲斐がありました!
イカは食べ終わる頃までピクピク動いていました。
食べ終わったゲソとエンペラの部分は天婦羅にしてもらえます。
美味しいものをお腹いっぱい食べられて幸せ! 大満足な昼食でした。
食後は、私の希望で福岡に戻り、糸島周辺をドライブして貰いました。
ここは、私達夫婦がハワイで知り合った友人が、最近ここに移住したと聞いたので、どんな所かを見てみたかったのです。
玄界灘を見晴らす高台にある素敵なカフェ「Current」でお茶をしました。
今日は一日目いっぱい遊んで、沢山話しが出来ました。
夕食をMさんお勧めのレストランで食べようと言っていたのですが、皆さんお腹が一杯で、とても夕飯は入らないということになり、本日の行動はこの辺でお開きとすることにしました。
明日は福岡を発って黒川温泉に行きますが、出発前に再びMさんのお宅に寄って、朝食をご馳走いただけることになりました。 重ね重ね有難いことで、お言葉に甘えることにしました。