2022.5.16
お絵描きグループの仲間とスケッチ旅行
私が所属させていただいている《服部久美子絵画教室》の仲間3名に加え、服部先生もお誘いして山中湖へスケッチ旅行に出かけました。
第1日目
この日は生憎の雨模様。 富士山は灰色の雲の中です。
雨が降っていると屋外でのスケッチは出来ないので、已む無くホテルの部屋で、人物のクロッキーの描き方について先生からご指導を受けることとしました。
1人ずつ交代でモデルになって20分間でササッと仕上げる練習です。
先ずは、先生が実際に描かれるところを、後ろからじっくり観察させていただきました。
「モデルが右を向いている場合は、画面の右側により広めの空間をとる(人物を少し左に寄せて描く)と良いですよ。」と仰りながら構図を決め、頭・顔の輪郭・耳・目・鼻・口と慎重にゆっくりと鉛筆を進めていかれるのを見て、自分の描き方とは全然違うのにビックリ!
『へー!こんなに一本の線を慎重に引いていくんだー!』と大変参考になりました。
次に、今度は先生にモデルになっていただき、我々がクロッキーをする番です。
ところが、やっぱり《人物》は難しい!
3人とも満足の行く出来栄えからは程遠く、グロッキーでした!!!
ということで、お絵描きは早々にギブアップして、4時過ぎから自由行動。
O♀さんは水着を持ってきたので温泉プールでパチャパチャ。
O♂さんは、先生とお部屋で歓談。
私は温泉&サウナ三昧。
そしていよいよお楽しみのディナー。
今回のお料理は量・味ともなかなか好評でした。
前菜その1 ホタテのソテー 前菜その2 魚と山菜の揚げ物
ポタージュスープ お造り
ステーキ ご飯
デザート
美味しいね!の記念撮影
夕食後は、お部屋で夜遅くまで歓談しました。
22時過ぎに解散して、皆さんは温泉に行かれました。
皆さんは飲まないから夜温泉に入っても大丈夫なんだそうです。
私は宿に着いたら《真っ先に温泉に浸かる派》なんですが、皆さんは《寝る前に入る派》だそうです。
また、私は温泉に泊まったら必ず《朝風呂を楽しむ派》なんですが、皆さんは朝温泉に入ると疲れちゃうんで《朝は入らない派》なんだそうです。 人それぞれだなーと思いました。
相部屋のO♂さんが温泉に行っている間に、私は就寝。
寝つきの良い私は、O♂さんが戻ってきたのも知らずに 熟睡Zzzz・・・。
第2日目
早朝に目覚め、祈るような気持ちでカーテンを開けると、曇り空の中に富士山がはっきりと見えていました。
良かったー! 喜び勇んで温泉へ。
露天風呂に映り込む逆さ富士の写真がこちら。
8時に朝食。
昨日あれだけ食べたのに、また朝はちゃんとお腹が空くから不思議です。
お好みにより「ご飯」と「お粥」を選択できるのですが、皆さんお粥を選択されていました。
朝食後、9時にチェックアウトし、忍野八海の散策に出かけました。
朝方パラついていた雨は忍野村に着く頃には上がっていました。
土産物屋《池本》さんの無料駐車場に車を止めさせていただき、「中池」へ。
ここの屋根付き休憩所からの眺めが絵になるのを発見し、皆さん『わー!ここなら描ける!』『描きたい!描きたい!』ということで、お店の方の許可を得て急遽スケッチ開始。
この日は雨模様の平日だというのに、観光客が結構沢山来ていました。
ツアーのガイドさんの話では、「この『中池』は人口の池で、もとは旅館のテニスコートだった土地を池に造成したもので、世界遺産に認定されている忍野八海には含まれていません。」ということです。 「へぇー、そうなんだー!」 ガイドさんの話を聞くまで私は誤解していました。
しかし、池の大きさ・深さ・透明度、周囲の風情ある建物、背景の富士山の眺めなど、どれをとっても世界遺産の忍野八海より忍野八海らしいです。
(こうしてみると、右の建物の屋根の勾配が足りないのがよく分かります。反省・・・)
晴れていると、冒頭に掲げた写真の通り、富士山がいい具合に収まり「絵」になるようです。
スケッチの後、《池本》さんのお店で「天麩羅せいろ蕎麦」をいただきました。
スケッチした水車小屋で挽いたそば粉を使っているそうで旨かった!
昼食後、腹ごなしに忍野八海を幾つか巡って散策し、帰路につきました。
皆さん別れ難く、荻窪駅のルミネの中で、美味しいピザを食べて解散しました。
今回の旅行は、温泉に入れたし、富士山も見られたし、クロッキーの勉強も出来たし、スケッチも出来たし、忍野八海の散策も出来たし、美味しいものをたくさん食べたし、で大満足‼
お天気はイマイチでしたが、気の合う仲間同士での大変楽しい旅でした。
最後になりましたが、快くお付き合いいただき、授業料無しで色々教えて下さった服部先生に感謝です。