2021.11.29

 

JTCC ホテルジャパン下田 滞在記

 

先日の軽井沢に続いて、JTCC(ジャパン・トータル・クラブ)の下田の施設を利用してみました。

 

下田へのルートは通常、御殿場~天城峠越えで伊豆半島を縦断するルート(左)が一般的かもしれませんが、私は茅ヶ崎~熱海~伊東経由の海岸沿いを走るルート(右)を選択しました。

 

Google mapによると、殆ど所要時間が違わないのに、走行距離が短く、高低差も少なくてエコなのではないかと考えたからです。(要するにガソリン代をケチったワケです。)

 

途中、渋滞は全くなく、『一碧湖』に立ち寄ったり、海鮮料理の昼食を取ったりして、刻々と変化する美しい伊豆海岸の景色を楽しみながら、約5時間のドライブで下田のホテルに到着しました。

                       『一碧湖』 の景色

 

                       海鮮料理に舌鼓

いかにも…という感じの店内

 

 

ホテルジャパン下田に到着!

入り口ゲートの、‟MEMBERSHIP”の標識が誇らしげ。

 

ゲートの脇にホテル・ジャパン専用の泉源の櫓が建っていました。

 

ゲートからホテルへと続くアプローチもいい感じ。

 

勿体ぶってチェックポイントがあります。  今は無人でしたが、一旦停止をするとフロントから『本日お泊りの方ですか?』とインターホン越しに聞かれます。

正面玄関に着くと、係の方がお出迎えしてくださいます。

 

「ウワー!大きなホテルなのね!」と女房が声を上げたほどデカイ施設でビックリ。

ロビーは吹き抜けになっていて広々。

その一角に、かの有名な『咸臨丸』(かんりんまる)の模型(縮小1/5)が飾られていました。

そう、日米修好通商条約調印のため勝海舟・福沢諭吉などを載せて渡米したあの船です。

 

我々のお部屋は、最上階(7階)でした。 エレベーターを降りて長い廊下を歩きます。

 

お部屋の中はこんな感じ。   クイーンサイズのベッドが二つ。

 

歴史を感じさせるソファー。  (なんせ古い建物ですから…)

 

部屋からの《入田浜》の眺め

 

眼下には屋外プールと、インドアプールのガラスの覆いが見下ろせます。

 

因みに、東側の《多々戸浜》の眺めはこんな感じです。 ここの海水の透明度は高いです。

 

 

早速、館内の探検開始です。

 

このホテルには『洞窟風呂』があるというので行って見ました。

1階のロビーから『洞窟風呂』行きの専用エレベーターで、地下4階に直行します。

エレベーターを降りると、更に下へと続く怪しげな螺旋階段が続いています。

誰もいないので、洞窟風呂を覗いてみました。

江戸城の石垣に用いるために《伊豆石》を切り出した跡を風呂場として利用したものです。

天井や壁には、往時の石工の鑿跡が残っていて、興味深いです。

天井から滴る石灰水が結晶となって、ツララのような鍾乳石が出来ています。

壁の一部は、パムッカレ状態になっていました。

 

 

更に地下道を進むと…

こんな展望台?がありました。

地下洞窟の展望台?からの眺め。  崖の中腹にあるようです。

 

ホテルの外へ出て散策してみました。

丘の上に《山の神》様の祠がありました。 《山の神》って女房のことでしょ。祟りが恐ろしい!

洞窟風呂の上に当たるようです

 

《入田浜》に降りてみました。

 

夕陽で影が長く伸びています。

 

散策を終えて、温泉に浸かることにしました。

先ずは洞窟風呂に、続いて大浴場にも入ってみました。

大浴場はこんな感じ

お風呂は段々になっていて一番上が熱くなっています。

洗い場も広い

あっ、私の大好きなサウナがありました!♪ 

早速、10分⇒水風呂⇒10分⇒水風呂と 2回繰り返して満喫しました。

 

湯上りに冷たい水は有難い!

 

ボディーチェック!   まだまだジジイの肌にはなっていないぞ!・・・そうでもないか・・・😢。

 

お風呂から出ると、お待ちかねのディナーです。

レストランは2階の《カトレア》。

老夫婦は会話が無いので静かです

 

今晩のメニューです

 

ワインはお勧めの中伊豆産ボジョレー

 

1品目 金目鯛のナンチャラ

 

2品目  サーモンのナンチャラ

 

3品目  子牛のナンチャラ

 

4品目  ナンチャラのラーメン仕立て

デザート パイナップルのナンチャラ

 

ハーブティー  カモミール

 

どのお料理も大変美味しゅうございました!!!

 

このレストランには、なかなか良い絵が飾ってありました。

 

私がウエイターに、『この絵は ‟ビュッフェ” ですよね?』 と訊くと、

『いえ、‟ベルナール” でございます。』 と言います。 

ウエイターは重ねて、『ここある絵は、全て‟ベルナール” でございます。』と付け加えました。

私は、『へー、そうなんだぁ。 ‟ベルナール”ってどんな画家だっけ? あまり聞かないなー。』

と思って、調べてみると、なーんだ!《ベルナール・ビュッフェ》 じゃないかー!

早速ウエイターにこのことを説明し、お互いの無知を恥じらいあったのでした。

 

他の2枚はこんな絵です。

確かに ‟BERNARD BUFFET” とサインがしてあります。

 

 

生ビールとワインで、ヘロヘロに酔っぱらった私は、フラフラしながら部屋に辿り着き、ベッドにバタンキューでした。

でも、とてもいい一日でした。