2021.2.22

 

『猫の日』に猫に家をプレゼントした話

 

 

 

いつも我々の散歩に付き合ってくれる子猫に、家を作ってやりました。

 

今日2月22日は『ネコの日』だということを初めて知りました。

偶然にも『猫の日』に猫の家をプレゼントしたことになりました。

猫の家とニャン太郎

 

 

 

この猫との出会いは、ひと月くらい前になります。

ある日、我々の散歩の途中、茂みの中からヒヨッコりと現れ、人を怖がることなく、ニャー、ニャーと鳴きながら近寄ってきたのです。

 

頭を撫でたり喉の下をさすってゴロゴロ言わせたりして可愛がった後、我々が帰ろうとすると、しばらく一緒につき従って歩き、見送ってくれるのです。

 

散歩に付き合う子猫

 

そのうちお互いに情と信頼関係?が深まって、猫の方でも明らかに我々を待ち構えているようになり、我々も『今日もいるかな?』と朝の散歩での邂逅を楽しみにするようになってきました。

 

この子猫には家族がいるようで、一回り小さな子猫が他に2匹いることが判りました。

続柄は親子なのか兄弟なのかは判然としません。

小さい2匹は臆病で、警戒心が強くなかなか我々の近くに寄ってきません。

 

ある日、猫のご飯を作って持って行ってみると、3匹とも頭を寄せ合って夢中で旨そうに食べてくれたので、それ以来毎日何かしらの餌を用意していくようになりました。

 

 

 

そして今日、「猫は狭いところに入るのが好きだ」と聞いたことを思い出し、子猫3匹が入って寝るのに丁度よい大きさの段ボール箱に、猫が出入りできるくらいの穴を開け、餌と一緒に持っていってみました。

 

彼らがいつも隠れている茂みの中に『猫の家』を設置し、箱の奥に餌を置いてやると、猫たちは怖がる様子もなく、3匹ともあっさり箱に入って餌を食べはじめ、その後も出たり入ったりして新しい『家』が気に入った様子でした。

 

 

宮古島での生活も、残すところ10日間ほどになりました。

 

朝の散歩に楽しみを与えてくれた子猫たちに、「ありがとー」と言いたいです。

「また夏も来るからねー!」というと、ニャーと応えてくれました。

夏に会う時まで『猫の家』は残っているでしょうか?彼らは我々を覚えていてくれるでしょうか?