2021.2.1
今日は充実した一日でした!
朝目覚めると、ブルー・ブラックのインクを流したような黎明の中、水平線をオレンジに染めながら太陽が昇ろうとしていました。
今日は飛び切り良い天気になりそうな予感がしたので、先日直前まで行きながら引き返してしまった「佐和田の浜」に行ってみようということになりました。
そうです。あの十二楽坊の女性たちが渚に椅子を並べて演奏した、あのロケ地になったビーチです。
ナビを設定すると、「佐和田の浜」は下地島空港のすぐ北側にあることが判りました。
例によって伊良部大橋を渡り、下地島空港の滑走路の北側に沿って車を進めるとすぐに「佐和田の浜」に着きました。
佐和田の浜に舞う3羽のコウノトリの優雅な飛翔を暫し観察した後、先日感激した海の色をもう一度見に行こうと、滑走路に沿って歩いていると、保安巡回の係員が乗った車が通りかかりました。
「こんにちは。今はこの空港には定期便の就航は無いんですよね?」と聞くと、
「いえ、ありますよ。 那覇から来るスカイマーク便が就航しています。あと約30分後の12:05到着の予定です。」 と親切に教えてくれました。
何とラッキーなことでしょう! 下地島空港に着陸する旅客機を真下から見学できるのです! 胸をときめかしながら滑走路の最先端に向かいました。
テトラポットに寄りかかりながら飛行機の到着を待ちました。
やがて遠くの空に点のように輝く機体が見え、徐々に近づいてきました。
真正面からカメラを構えていると、衝突されそうなド迫力があって一瞬恐怖を覚えました。
その後、滑走路の西側に歩みを進め、ブルーのグラデーションが特に美しい海を瞼に焼き付けました。
RW17-ENDビーチ
車に引き返そうと長い滑走路の脇を歩いていると、小型のジェット機がタッチ&ゴーを繰り返してパイロットの訓練をしている場面に遭遇しました。
なかなか見ることのできない場面に遭遇できて今日はとてもラッキーでした。
3回ほどタッチ&ゴーを繰り返すジェット機を眺めていると、スマホが鳴ってサンフランシスコに住む娘からLINE電話がかかってきました。 こんな地の果てのようなところでもLINE電話が繋がることにビックリ。
カリフォルニアもコロナが大変な状況ですので、お互いに無事を確かめ合って安心することが出来ました。 8歳になる可愛い孫娘とも話が出来て幸せな気分になりました。
下地島空港のターミナルにも寄ってみました。 2019年の完成です。
ランチは先日「渡口の浜」を訪ねた際に車を止めさせていただいた、お洒落なレストラン『Blue Turtle』でいただきました。
ここは海風の心地良いオープンテラスがあって安心できるからです。
私がオーダーした宮古牛のハンバーグカレーは絶品でした。
トイレを見ればお店のレベルが判ります。
レストランの前は、きめ細かな白砂で有名な「渡口の浜」です。
パウダー・サンドの上に座って2時間程ゆっくり日光浴をしました。
暑からず寒からず、頬を撫でる心地良い海風にまったり(*´ω`)。
帰りにチョット寄り道して、伊良部大橋のそばにある「久松五勇士の顕彰碑」を見に行きました。
この碑は、日露戦争の最中の明治38年(1905年)、ロシアのバルチック艦隊が宮古島近海を北上するのを発見した漁師5名が、無線設備のある石垣島まで小舟を漕いで渡り、沖縄経由で大本営に無線伝達した勇気ある行動を顕彰するために建てられたものだそうです。
今日は思わぬ収穫の多い充実した一日でした。