2020年7月13日

 

巨大鮫の水揚げ おこぼれ頂戴!

 

部屋の窓からは、漁業組合の《水揚げ場》が望めます。

 

下のビデオの最初の部分に写っている建物です。

 

今朝、何気なく外を眺めていた家内が、「あら?何か大きな魚を水揚げしているわよ!人が沢山集まってる!」と言います。

 

見ると確かに大きな魚が漁船からクレーンで水揚げされています。

「カジキマグロかな?見に行ってくる!」

と言って、自転車で飛んで行くと、何とカジキマグロではなくて、巨大な鮫でした。

水揚げされる巨大鮫

 

何匹も水揚げされ、直ちに解体

手際の良さと包丁の切れ味に感心

鋭い歯 こんなのに噛まれたくない

 

近くにいた《石垣島市役所水産課》のネームプレートを付けた男性に話を聞くと、

「沖の漁場で魚を捕る時に、鮫が魚を食ってしまう被害があるので、計画的に調査と駆除を兼ねて鮫漁をしているんです。私も状況の視察に来ました。」と説明してくれました。

私が「ちょっと食べてみたいんだけど、売ってもらうことできますか?」と聞くと、その職員は、魚を忙しく捌いている男性に声をかけ、「この人が買いたいんだって。売ってあげてよ。」と頼んでくれました。

「私が、この部位がいい!二人分でいいんだけど。」と脂の乗っていそうなハラミの部分を指さすと、男性は無造作に大きな塊から切り取って、「1,000円でいいよ!」と売ってくれました。


大きなビニール袋に入れてくれた肉の塊は、ズッシリと重く、3㎏以上あるように感じました。

 

早速、ムニエルにしていただきました。

 

食感は少し弾力がある肉質で、味は「うーん、臭みは無いけど、味もないね。」という感想で、「やっぱり鮫は鮫だね。」というのが二人の結論でした。

 

次回は料理方法をもっと工夫してみようと思います。

 

大きな鮫の肉の塊はまだ沢山残っていて、とても二人では食べきれないので、606号室の「F」さんにも助けてもらうことにしました。


何だか「F」さんには、余り物の処分をお願いしてばかりで、申し訳なく思います。