2020年7月6日

 

釣りに行ったらウツボを貰った話

 

 

昨日、ラフテーを作った後、夕方6時頃から釣りに出かけてみました。

 

場所は、この前下見をしておいた生簀のある防波堤の内側です。

自転車で15分で行けます。

お嬢ちゃんに撮ってもらいました。

 

日曜の夕方とあって、子連れの釣り人が数組来ていました。

 

暫らくすると、隣で釣っていたお父さんが大きめな魚を釣り上げました。

 

魚の名前は《ミーバイ》だそうです。 

この魚は地元で人気の白身魚で、刺身や煮つけにして食べると旨いということです。

因みに、生簀の中の魚もミーバイだそうです。

 

私は一向に釣れません。

8時頃まで粘ってみましたが、ウンともスンとも当たりがないので、諦めて納竿しました。

 

帰り際に、堤防の外側で釣りをしていたオジサンが、「ウツボ要るかい?」と言うので、有難く頂戴しました。

 

サザンゲートブリッジに差し掛かると、奇麗にライトアップされていました。

 

ふと東の空を見ると、大きな月が昇るところでした。 今日は満月で、大潮だったようです。

 

すると突然、スピーカーから大音響が響き、サザンゲートブリッジの橋脚を利用して、プロジェクションマッピングが始まりました。 近くのお母さんに聞くと、石垣市の主催で、毎日夜8時からプロジェクションマッピングが行われ、8時30分から橋のライトアップの色が音楽とともに様々に変わるのだそうです。

地元に伝わる昔話の上映

 

こんな映像も投影されました。

 

8時半になると、それまで赤一色だった橋のライトアップが、音楽と共に様々な色に変化し始めました。 

 

 

気になったのは観客の少なさ。 数家族しか見に来ていません。 

隣にいたお母さんに理由を聞いてみると、「毎日やっているので、地元の人は飽きてしまった」のだそうです。それにコロナの影響で観光客が減っているせいもあると思われます。

役所の担当者は、さぞ遣り甲斐が無いことでしょう。(あ、外部業者へ丸投げ委託してるのかな?)

 

 

 

家に帰ってから、さっそく貰ったウツボの調理をしました。

昔ハワイで獲って捌いたことがあるので、その時の反省を踏まえて行いました。

ウツボは頭と肛門から下は切り取って捨てます。小骨が多くて食べられないのです。

また、そのままではヌメヌメ・クニャクニャしていて扱い難いので、熱湯に潜らせます。

すると不思議とヌメリが取れて、身も締まって捌きやすくなります。(これ、私のオリジナル)

 

 

骨が、太い背骨を中心に、逆Yの字型に入っているので、包丁の感触で骨を除けながら、身だけを慎重に切り出します。(ハワイでやった時は、骨の外し方が悪くて、食感が台無しになってしまいました。)
 

 

驚いたことに、このウツボは雌だったようで、沢山のタマゴを孕んでいました。

これは煮つけにしたら美味しいはずです。

 

皮はコラーゲンがたっぷりなので捨てずに取っておき、《煮こごり》にしようと思います。

 

捌き終わったところで、12時を回ってしまったので、今日のところはここまで。

明日料理することにしました。 「あー、疲れたー!」

 

 

 

そして翌日・・・

 

天気がいいので、《ANAインターコンチネンタル石垣リゾート》のある「真栄里ビーチ」に行くことにしました。 自転車で20分ほどの距離です。

 

ビーチは相変わらず空いていました。

海に浸かったり、日光浴したり、体力余って懸垂したり・・・

 

 

3時頃には我が家に帰り、ウツボの料理の続きに着手しました。

 

身の部分は《天婦羅》にしました。

独特の弾力がある食感で美味。

 

タマゴは《煮付け》にしました。

正に魚卵。なかなか珍味です。

 

皮は細かく刻んで、ニンジンのみじん切りとオクラの輪切りと一緒に煮て、型に流し入れて冷蔵庫で冷やし、《煮こごり》にしました。 

コラーゲンたっぷりの酒の肴です。

 

夕飯は冷素麺にして、これらの料理をおかずに頂きました。

どれもまあまあ美味しくできました。