2019.8.28
イリエタス海岸は美しい入り江です
今日は昨日と打って変わって、抜けるように青い空が広がりました。
「晴れたら、マヨルカで一番美しいといわれている、イリエタス海岸に行こう!」と決めていましたので、早速、最寄りのバス停から3番の市バスでイリエタスに向かいました。
バスで約50分、終点がイリエタスです。
バスのルートを示すと下の通りで、イリエタス海岸はパルマ市街の南西に位置します。
バスを降りて、ダラダラと坂を下ってゆくと、すぐに青い入り江が見えてきました。
まだ朝が早いので、ビーチに人影はまばらです。
ここは、カラ・コンテサCala comtesa と呼ばれる入り江で、海水はあくまでも透明です。
パラソルやチェアーべッドは有料ですが、スペインでは全てのビーチがパブリックです。
波は静かで遠浅です
写真を撮りながら、お気に入りの場所を探します。
イリエタス海岸というのは、この地域一帯の名称で、その中でこの入り江の名前がカラ・コンテサ(Cala Comtesa)です。
カラ・コンテッサの西側の岬を超えて、カラ・シンクセル(Cala Xinxell)の方にやってきました。
松林と瀟洒な別荘と青い海。 南仏のサン・ジャン・カップ・フェラを髣髴とさせる景色です。
静けさを求めて、人のいない岬の先端にシートを広げ、日光浴することにしました。
「マヨルカ島はバルケラからも来やすいところだから、再来年の9月はこの辺に滞在してもいいね。」などと話し合いながら、適当なバケーションレンタルが無いか探してみました。
今度泊まるとしたら何処にしようか
しかし、この入り江に面した建物は殆どが会員制のリゾート施設や個人所有の別荘で、貸しアパートは直ぐには見つかりませんでした。
後日、このブログを書きながら調べていて Mallorca Holiday Rentals というサイトを見つけ、調べたところ、少々高めですが、プール付きの理想的なアパートメントがあることが判りました。来年の夏はギリシャなので、2021年の夏に向けて真剣に検討してみたいと思います。
あの白い建物の3階がいいな…
この入り江には、格好いいクルーザーが何隻も停泊していました。
目の前に島があって、泳いで渡れそうですが、「軍事施設のため立ち入り禁止」の立札が立てられていました。
この島は「イッラ・デ・サ・トーレ」と呼ばれ、海賊攻撃を早期に発見するために昔造られた望楼「モロ・デ・サロック」があり、景色に趣を添えています。
目の前に島があっていい感じ
不思議と静かで落ち着くビーチで、二人とも大変気に入りました。
岬の突端はこんな感じになっていました。
カラ・コンテサの向こうにアパートがありそうです。
非常に綺麗な景色です。 遥か向こうにパルマの港と街並みが望めます。
昼過ぎになると、人が多くなってきました。
こういう混みあったビーチは我々の好みではありません。
カラ・コンテサの方も賑やかになってしまいました。
松の木陰のカフェでランチにしました。
このカフェは、料理のセンスがとてもよく、味も美味しかったです。
外人の女性はスタイルがいいな
朝は殆ど人がいなかったのに、夕方のカラ・コンテサはこんなに混雑していました。
いつまでも居たかったのですが、16:50頃バス停に戻りました。
バス停にはちょうどバスが止まっていました。
バスの表示には『PALMA FINAL』と表示されているではありませんか!
運転手さんに「ファイナルって最終便のことなの?この後にバスは無いの?」と尋ねると
「シーシー」だって!
朝パルマから来る時は、10分おきにバスが運行されていたので、終バスは夜遅くまであるのだろうと、すっかり安心しきっていました。
もうちょっとのんびりしてたら、タクシーで帰らなけりゃならないところだったー!