2019.8.26

 

マヨルカ島にやって来ました 

首都パルマは大都会!

 

ビルバオ空港からブエリング航空(Vueling Airlines)の直行便で、パルマ・デ・マヨルカ空港まで飛びました。スペインのLCC大手のジェット機による空の旅は、ロスバゲに遭うこともなく快適でした。 ビジネスクラスの座席はなく、全てがエコノミー。 通路を挟んで左右に3席のレイアウトで、前後の座席間隔はフツーの旅客機と同じでした。 飲み物や食事はすべて有料で、注文する人は少なく、CAさんは楽そうでした。

座席の間隔はフツーでした

 

 

ビルバオ空港への移動中にアクシデントがありました。

ビルバオの街のカフェ・バーで、ピンチョスを食べている祭、ほんの一瞬の隙に、テーブルの上に置いておいたサングラス入りのメガネケースを盗まれてしまいました。 店内が暗いので、かけていたサングラスを外し、ケースに入れてテーブルの上に置いていたのです。 家内がトイレに行って、私がピンチョスの追加を取りに席を離れたほんの僅かな隙の出来事でした。 たぶん隣の席にいた若者の一団の誰かが去り際に持って行ってしまったに違いありません。

我々が入ったビルバオのカフェ・バー

中はこんな様子

我々が座っていたテーブル 犯人は左側にすわっれいた奴らだ

私のサングラス姿がとても素敵だったので、衝動的に食指が動いてしまったのは無理もありませんが、視力の弱い私に合わせた遠近両用の乱視入り度付きサングラスを盗ったって使えやしないのに、迷惑な話です。 それともGUCCIのフレームだけを生かして使うつもりでしょうか? これから日差しの強いマヨルカ島で、サングラス無しで生活するのは辛いです。 何とか対応を考えなければなりません。

 

 

さて話を戻して・・・

パルマ・デ・マヨルカ空港はとても大きな空港でビックリしました。さすが全世界から観光客が押し寄せる人気リゾート地の空港だけあります。

動く歩道と壁のディスプレイ

バゲッジクレイムのエリアも広い

レンタカーのオフィスも建物内に

 

 

空港からタクシーで約30分、これから1週間お世話になるホテルに到着した時には、夜中の12時を過ぎ、日付が変わっていました。

 

今回の宿は、アパートと言うよりも、キッチン付きのホテルというイメージで、スイートルームのなかなか結構なお部屋です。 (お値段もなかなか結構でした😢)

ソファの向いには50inのTVが

オーブンレンジ付きフルキッチン

ダイニングエリアです

ツインベッド仕様の寝室です

コンプリメントの赤ワインとお摘みネスプレッソのコーヒーマシン

 

 

屋上に小さなプール付きの眺めの良いテラスがあるのが、ここのウリです。

私がこのホテルを選択した理由も、この屋上テラスとプールの存在が大きかったです。

行水をする程度の小さなプール

屋上テラスからカテドラルの眺め

こちらは聖フランチェスカ教会

 

パノラマで撮ってみました。  遠くに港と大型客船が見えます。

 

24時間対応のレセプションがあって、どんな質問にも親切に対応してくれるので助かります。

 

 

その晩は荷解きもそこそこにグッスリ休み、翌27日は取り敢えず、食材の買い出しにメルカートへでかけました。

歩いて10分位の所に、ワクワクするような巨大メルカートがあります。 

物価はバルケラよりやや高めだと感じました。

メルカートの入り口

色とりどりの新鮮な野菜や果物

旨そうな生ハムがずらり

子豚チャンも丸のまま並んでいます

 

 

 

買い物の後は、市内観光に出かけました。

照り付ける太陽と抜けるような青い空、椰子の樹や鮮やかな花など、パルマの街は南国の雰囲気全開で、気温は流石に暑いです。

 

何しろ肌寒いバルケラから一気に約1,000Km  も南下したのですから、暑く感じるのは当然です。

マイヨール広場から、パルマ大聖堂とその並びのアルムダイナ宮殿を外から眺めて、アントニ・マウラ通り⇒ボルン通り⇒ウニオ通り⇒マイヨール広場という具合に約3時間散策し、熱中症になる前に何とかホテルに帰り着きました。

マイヨール広場です

 

パルマ大聖堂が見えてきました

雄大な大聖堂の姿はパノラマで撮らないと雰囲気が伝わらないかと…。 左奥がアルムダイナ宮殿です。

噴水と大聖堂

 

 

 

パルマの街は何処も観光客で賑わっていますが、活気がある中にも落ち着きがあって、雰囲気は良いです。

広い通りには街路樹が茂り、日陰を作ってくれています。

アントニ・マウラ通りの噴水と木陰

アルハンブラ宮殿風の噴水

ボルン通りからマウラ通りを振返る

 

 

 

凝った装飾を施した大きな建物が多く、往時の繁栄振りをうかがわせます。

ウニオ通りの沿道の建物

建物の外装にお金をかけています

名物エンサイマダです

試しに私も一つ買って食べてみましたが、「フツーのパンに粉砂糖をかけたもの」という形容しかできないもので、何でこんなものを皆さん有り難がってわざわざお土産に買って帰るのか気が知れない、というのが実感です。

調べてみると、Ensaimadaのsaimは「豚のラード」という意味で、エンサイマダとは「豚のラードが練り込まれたもの」という意味だそうです。 ラードが入っているためにサクサクした食感になるそうで、確かに食感は良いのですが、ラード特有の脂が口に残るようで、後味の悪さが私は好きになれません。 

そもそもスペインのお菓子はラードを使用したものが多いせいか、総じてあまり美味しくありません。その点、国境を越えてフランスに入ると、美味しいバターを使用したお菓子が増え、俄然美味しくなるように感じます。

 

 

ディナーは、メルカートで仕入れた小イカとムール貝で、シーフードパスタにしました。 

相変わらずのマンネリです。 でも、とても美味しくて飽きることがありません。

粉末の辛口ピメントンでより美味に

 

 

食後、日没を待って、夜の街を散策してみました。

メイン通りに限らず、どの路地にも人通りが多く、カフェやレストランは何処も賑わっていました。 治安上の心配は全くありません。

のマイヨール広場ですそうな生ハムを売っています

 

近いうちに乗ろうと思っている、ソイエール鉄道の駅舎の場所を確認し、デパートやブティックを冷かしながらホテルに帰りました。

 

スペイン広場に建つジャウメ1世の記念碑がライトアップされていました。

ジャウメ1世は、「征服王」として知られるスペイン・アラゴン王国の王で、イスラム支配下にあったバレアレス諸島に侵攻し、1231年にマヨルカ島を制圧してマヨルカ王国を建設し初代国王となった人物です。

ジャウメ1世の記念碑です

 

ホテルに帰って屋上に出ると、夜景がとても綺麗でした。

 

 

こうしてパルマ・デ・マヨルカの1日目が過ぎてゆきました。

 

明日は珍しく天気が悪そうなので、天気が悪くても大丈夫で、私がどうしても行きたかった、秘密の場所へ行くつもりです。  さあ、そこは何処でしょう。 明日の記事に乞うご期待。