2019.8.12

 

蟹おじさんに蟹とキャベツを貰った話 

 

昨日、散歩の帰りに、我々が ‟蟹おじさん” と呼んでいる ‟ジン” の家の前を通ると、2階の窓から‟ジン”の顔が見え、お互いに目が合いました。 彼は「おー!」というように手を上げ、階下に降りて来る素振りを示しました。

ドアの外で待っていると、まもなく彼が現れ、「やあ、やあ、元気だった?」の記念撮影をしました。 

どういう訳か彼は手にキャベツを持っており、「これを持ってけ!」と差し出します。 そして何やら一生懸命喋るのですが、私には全く分かりません。 身振り手振りから察するに、明日の朝、蟹を獲りに行くと言っているように思われました。 その時はキャベツのお礼を言って別れました。

 

今朝、家内がアパートの窓の下に、ジンが立っていて、手招きしているのを発見しました。

早速下りてみると、なんと獲ったばかりの蟹をビニール袋に入れて差し出してくれました。

お礼を言って見送っていると、彼はまた干潟の方に蟹を獲りに行くようでした。

獲っているところを見たいと思い、靴を履き替えて彼の後を追ったのですが、何処に行ったのか彼の姿を見つけることは出来ませんでした。

こんな干潟で獲っているのでしょう

あ、黒いカラスがいた…。

干潮で泥の上に横たわるボート

けっこう大きな蟹が8匹もいました

 

蟹は早速、よく水洗いして、4匹を蟹ご飯、2匹を蟹の味噌汁にして美味しくいただきました。

研いだお米と一緒に炊きます

炊きあがりました

身は食べるところが少なく、食べ難くてやや面倒臭い

 

残った2匹は、唐揚げにして、お酒の摘まみにしてみようと思います。

 

ジンには、お礼に果物を買って届けておきました。