2019.7.9

 

Llanesでのグルメな生活

 

Llanesに着いてから、1週間が経過しました。

毎朝、良い景色を眺めながら散歩をし、帰りにマーケットに寄って好みの食材を入手してきて、遅い朝食と早めの夕食を調理するのが私たちの日課になっています。

いつも散歩は「ペデロのこみち」

散歩の途中でパチリ

 

 

この地方は肉も魚も野菜もとても新鮮で、安く手に入ります。

 

他人の食べたものなんて興味ないとは思いますが、記録の意味でこの一週間の料理を掲載します。

 

グルメその1: お馴染み ムール貝のワイン蒸し

ニンニクの微塵切りを入れ、白ワインを注いで蒸し煮にするだけのシンプルな料理ですが、身が大きくてプリプリでとても美味しいです。     ムール貝1kg€3.3。 安っ!

鍋一杯が約400円!堪えられません。一人15個くらい食べられます。

港の風景と撮ってみました

 

グルメその2: またまたお馴染み 牛タンのソテー & 煮込み

馴染みの肉屋さんのロベルトに注文しておくと取り寄せてくれます。
「大きいのを頼むよ」と言っておいたら、何と2.04kgという超デカいタンを渡されました。

                      2kgの牛タンが何と€12.24。 買うっきゃないでしょ!

 

大皿でも 1枚には乗り切らない大きさです。

 

牛タンの皮を剥ぐためによく切れる包丁が必要だったので、ロベルトに頼んで店のナイフを貸して貰いました。よく貸してくれたと思います。

よく切れるナイフのお陰で効率よく綺麗に皮を剥くことが出来ました。

早速、舌の根元の部分の一番美味しいところをソテーにしていただきましたが、柔らかくてとても美味しかったです。  

四谷のタン料理屋「忍」に勝るとも劣らない味です

 

舌先や端切れの部分は煮込みにしました。玉葱・人参・マッシュルームの他に、白隠元豆も加えてシンプルに塩味だけで煮込むと、美味しいタンの煮込みが出来ました。

 

 

 

グルメその3:メルルーサのムニエル

鋭い歯を持つおっかない顔のメルルーサですが、白身の淡白な味で、ムニエルや天婦羅にすると美味しいです。         メルルーサ切り身二人前で€4.8。

マヨネーズを付けて食べると最高です。

 

 

 

 

グルメその4:エビとイカのソテー

エビはランゴスティーノ、イカはカラマールといいます。

味は日本のエビやイカと変わりません。   海老5尾€1.74、イカ8切れ€1.16。

味付けは塩・胡椒のみ。シンプルイスベストです

 

 

 

グルメその5:豚カツ

豚カツ用の豚は、上品なロースよりも、脂が多くてジューシーな尻やモモの肉が好みです。

                                 豚切り身4枚入りパック€2.65

豚カツは和食だ!

 

 

グルメその6:イワシのフライ

小イワシは値段が安いのに、脂が乗っていて臭みも無く、フライにすると鰺よりも美味しいです。                 小イワシ400g20尾€2.6

旨い!」「美味しいわね!」を連発しながらペロッと平らげました

 

 

 

グルメその7:サーモンのムニエル

サーモンは結構いい値段がしますが、味は最高に美味しいです。ムニエルにしてレモンをかけていただくと、「うーん!旨い!」と舌鼓を打つこと請け合いです。

                      サーモンの切り身2人分€4.49。

フライドポテトも作ってみました。

 

 

 

グルメその8:ハンバーグ

日本の挽肉は普通の肉より安いのが一般的ですが、欧米では買った肉をその場で挽肉にしてもらうスタイルが通常なので、挽肉も普通の肉も値段はほとんど同じです。

試しにバーガー用の挽肉を買ってみましたが美味しかったです。バーガー6枚入り€3.15。

沢山仕込んで冷凍しておくと、色々な料理に使えて便利です

 

 

グルメその9:豚肉とリンゴとポテトの蒸し焼き

豚肉とリンゴの甘酸っぱい味との相性は抜群です。ポテトと豚肉とリンゴを重ねて蒸し焼きにするとそれぞれの味が引き立って美味しいです。 リンゴ1個€0.32。

材料はそれぞれ事前に炒めたり、レンジでチンして火を通しておきます

 

 

 

グルメその10:イベリコ豚の生ハム

バスク地方が近いので、イベリコ豚の生ハムが容易に手に入ります。生ハムはすぐに脂が酸化して味が落ちるので、繁盛しているハム屋さんで切りたてを売ってもらうのが美味しい生ハムを食べるコツです。   イベリコ豚の生ハム薄切り20枚€6.30。

料理とは言えませんが、サンドイッチにして食べると美味しいです

 

 

グルメその11:鶏モモのグリル

定番のグリル・ド・チキンです。日本では、骨付きの鶏モモをそのままドンと売っているところは少ないのですが、欧米ではこの姿が一般的です。日本の鶏もも肉よりもジューシーで味と香りが良いように感じます。                 鶏モモ・大2本€2.52。

大きいので、中までしっかり火を通すのに苦労します。

 

・・・とまあ、こんな料理を作って、毎日美味しい生活をおくっています。

 

日本の調味料が無くても何とかなるものだなーと感じました。

むしろ、塩・胡椒だけのシンプルな味付けに戻ったお陰で、素材の旨味が生かされて良かったのかもしれません。

 

私は最近、荻窪保健所の施設を使って毎月1回料理実習を行うオヤジたちのグループのメンバーに加えて貰いました。
まだ飲み会に参加しただけで、料理実習の方は参加できていませんが、皆さん気さくで愉快な方々の集まりです。

帰国してから料理実習にも参加して、私の料理のレパートリーを広げたいと考えています。