2019.2.4

電気関係のトラブル対処の顛末


4日ほど前から、WiFiの接続が不安定になってきました。
ネット接続が突然切断したり、暫くすると復活したりを繰り返すのです。

ブログを書いていても、途中でインターネットが遮断されてしまうので、書きかけの記事がすべて消えてしまい、愕然とする事態が何度も生じるようになりました。

色々調べているうちに、インターネットが遮断されているのみならず、モデムが設置してある寝室全体のソケットや照明の電源が落ちてしまっていることに気が付きました。

この状況から、不具合の原因はブレーカーにあるのではないかと思いましたが、素人では勝手に手を付ける訳にはいきません。

そこで、オーナーのビルにメールを送って現状を報告し、電気の専門家を派遣して原因究明をしてくれるように依頼しました。
因みにビルはアメリカ本土のコロラド州のデンバーに住んでいます。

ビルは迅速に対応してくれ、電気会社の技師を手配してくれました。

待っていると、HECO(ハワイ電力会社 Hawaiian Electric Company, Inc.)の大きな車がやって来て、点検装備を持った技師が、家屋の外壁に取り付けられている電気設備を色々と点検し始めました。

私としては、『外壁の電気設備は関係ないんじゃないかなー?』と思いましたが、素人ですから、余計な事は言わずに見守っていました。
階下に住むジョナサン(Jonathan⇒Jon)も出てきて一緒に作業を見守っていました。

イメージ 1



黄色いのが
HECOの電気
技師Jensen

後ろで立って
いるのが階下
のJon





一通り点検が終わり、外回りの設備には異常が無いことが判明した段階で、
私は彼にガレージの中のブレーカーの点検を依頼しました。

点検の結果、我々の寝室と、下の階の全てのエリアをカバーするブレーカーのスイッチの具合が悪いことが判りました。

ところが、その技師がスイッチを一旦 Off にしてから On に入れ直すと、電気が点くのです。

その技師は 「このスイッチの接触が悪いのが原因だな。また電気が落ちたら、このスイッチを Off⇒On してね。」 といって、私と握手をして帰ってしまいました。

『それってどーよ! 無責任と違うんかい?』
と思いましたが、抗議するだけの語学力もなく、Jon も何も言わないので、私も黙っていました。

しかし、その後も症状は改善せず、インターネットが遮断したり、また暫くすると復活したり、を繰り返します。 寝室の照明も、同時に点いたり消えたりします。



早速、コトの次第をオーナーの Bill にメールで報告したところ、彼は直ぐに馴染みの工務店に連絡を取って、別の電気技師・アレックス(Alex)を派遣してくれました。

イメージ 2




Alexは美男子で 賢くて 腕の確かな技師でした






アレックスは具合の悪いスイッチを新しいものと交換すると同時に、念のため
スイッチの位置も別の所に変更してくれました。


アレックスの修理のお陰で、インターネットが遮断されることもなくなり、また元の快適なネット環境が戻ってきました。

同じ電気技師でも、人によって仕事の結果は全然異なるものだということを痛感しました。

家内は、「アレックスは格好いいわねー! 久しぶりでいい男を見たわー。 私ゾクゾクしちゃたぁー!ドキドキ」と、年甲斐もなく興奮していました。

悔しいけど、アレックスは確かにいい男でした。