冬の間はあまり見せることもないとは言え、足って女性は特に気になる部位ですよね。やはりモデルのような細くてスラっとした足には、誰もがあこがれるものです。ところが、先日、筑波大の調査で「心臓病予防のためには、女性の足は太くてもよい」という結果が出たそうです。
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心臓病にならないためには、減量はしても足は細くしない方がいい。筑波大人間総合科学研究科の大蔵倫博(ともひろ)講師らが成人女性を対象に行った健康調査で、そんな結果が出た。腹部の内臓脂肪とは違い、足にある脂肪には心臓病を防ぐ働きがあるらしい。
肥満気味の女性のための減量プログラムに参加した128人を対象に、体重や血圧、総コレステロール値などのほか、X線を使った装置で胴体や腕、足の体脂肪量の変化を調べた。
減量は食事のカロリーを制限したうえ、有酸素運動を週に3回するなどした。14週間後、参加者の体重は平均で8キログラムほど減った。うち7キロ近くは体脂肪だった。
血圧や中性脂肪の値など、心臓病のリスクを予測する指標は、胴体の脂肪がたくさん減るほど改善した。ところが、ももやふくらはぎなど足全体の脂肪については、少ししか減らない人の方がより改善する傾向だった。足の脂肪は平均2.1キロ減っていたが、例えば、脂肪の減り方が30グラム少ないと、最低血圧(拡張期血圧)が1ミリHg(ミリ水銀柱)低くなる計算だという。
足の脂肪から、動脈硬化などを防ぐホルモンが出ている可能性が考えられている。
大蔵さんは「内臓脂肪を落とすことが大切。健康の面からは『足やせ』はしない方がよさそうです」という。 (2005年12月12日 asahi.com)
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内臓脂肪は放置しておくと、高血圧や高脂血症、糖尿病や動脈硬化など、いわゆる生活習慣病につながってしまうものです。
一方の皮下脂肪は、増えすぎればもちろんカラダに有害ではありますが、エネルギーを貯蔵しておく場所でもあるので、減らしすぎるのもよくありません。
手足が細くスラっとした人にはあこがれますが、健康のためにはやせすぎもよくありません(もちろん太りすぎもですが…)。
気にしすぎて過剰なダイエットに励むよりかは、気にせず「こういった情報もある」ということを頭の片隅に置いておくとよいのではないでしょうか。