Tell me why 25 | 01-maiのニノ & 3児の母ちゃん blog

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嵐・二宮和也❤︎に関するつぶやき〜

夢で会えたお話。
妄想のお話。

ある日の仕事後、飲み会があり私は二次会まで参加し終電で帰ってきた。
少しでも気を抜くとフラフラする。いわゆる、飲み過ぎ…。


いや~それにしても楽しかったな。あ、そだ。カズさんに連絡しとかなくちゃ。


グレープフルーツジュースと明日の朝食用のパンを買う為、いつものコンビニに寄り、そこで電話することにした。

「あ、もしもし。カズさん~。お疲れ様。」


『おぉ、お疲れ。って、アコ結構飲んでんね。』


「ん~そうね。気抜くとまっすぐ歩けないかも。あはは。でね今ね、いつものコンビニに寄って、買い物したら帰るとこ。」


『あ?まだ家じゃないの??おま、そこいて。もうすぐ着くから。』


「え?そうなの?分かった。待ってる。」


買い物を終え外で座って待ってると、見慣れたワンボックスが向こうの路地に停まった。
それが去ると、暗がりからカズさんが歩いてこちらへ向かってきた。

私の横を通り過ぎるときに一瞬目が合ったが、そのまままた視線を前へと戻しコンビニへと入って行った。
私達は、外では会ってはならない。それがルール。


と、カズさんからメールが来た。

≫俺が電話したら先に歩き始めて。


>はーい。


携帯を握り締めて待っていると、着信がきた。

『そろそろいーよ。』


「はーい。」

私はゆっくりと歩きだした…というよりゆっくりとしか歩けない。


カズさんと他愛もない話を電話でしながら、ゆっくりと自宅へと進む。

「なんか、こうやってここを2人で歩くと、出会った時を思い出すね。」


『だな。“あなたのハンバーグ弁当”でしょ(笑)』


「そうそう。私のハンバーグ弁当!カズさんが持ってっちゃったの!」


『邪魔だったのよ、あなた。俺のハンバーグ弁当の前に突っ立ってんだもん、ずっと。一応少し待ってたのよ?あん時。けど動かない、全然。』


「はは!そうだったの?待ってたなんて全然気付かなかったよ~。
あとさ、ストーカーから守ってくれたよね!あの時、ビックリしたな~。いきなり『なんで先帰んだよ』だっけ?」


『あったね~そんなこと。あいつのお陰でもあんのね、俺たち。そう思うと(笑)
ところであなた、足元フラついてるけど大丈…』


カズさんの心配する言葉が聞こえたのと同時くらいに、私は数歩よろけて横にあった塀にもたれかかるように止まった。

『おい!大丈夫か??』


後ろを歩いていたカズさんが駆け寄ってくる。

「あはは。よろけちゃった。大丈夫だよ~。イテッ。あ、ちょっと擦りむいちゃってるけど、平気平気。」


『平気って…血ぃ出ちゃってんじゃん。ったく。飲み過ぎなんだよ。』

カズさんはそう言うと私の腰に手を回し、支えるように歩き始めた。

「大丈夫だよー。家までもう少しでしょ。もう大丈夫。真っ直ぐ歩くから。」

しかし結局カズさんは、家に着くまで私を支えて歩いた。




エレベーターに乗ると、カズさんは私の部屋の階だけを押した。

「1人で大丈夫だよ?」

するとカズさんは『はぁ~。』と溜息をついたあと、

『考えてもみなさいよ。あなたを1人で帰して自分んち帰ったとして、落ち着いて過ごせると思う?ドタン、バタン、ガシャン…よ?やっぱ付いてきゃ良かったってなるのが目に見えてんじゃない。』と言った。


「………。」


『ね、反論できないわけよ。言うこと聞きなさい。』


「……はい。ごめんなさい。」


『ふふ。素直でよろしい。

あ、ほら鍵は?』


「ん?鍵~?たぶん…あ、あったあった。じゃーん!」


『じゃーん!じゃないよ。ほら、貸して。』


カズさんは私から鍵を受け取ると、鍵を開けて

『はい、入って。』
と私を先に中へ入れてくれた。


『鍵、いつもんとこ置いとくかんな。』


「うん、ありがとう……」





家に入った途端ホッとしたのか、私の記憶はここまで…

目が覚めると私は、きちんとメイクも落とし、歯磨きもして、コンタクトも外し、着替えもして、自分のベッドで寝ていた。