目の前の覚醒剤 | この両親の間に生まれて・・・

目の前の覚醒剤

エミが3歳か4歳の頃の話し。。。
お父さん子だったエミは、いつもお父さんに連れられて色んな場所へお出掛けしてました。この時も、いつも通りお出掛けしていたんだと思う。
小さい頃って、衝撃的な場面だけを記憶としてインプットしてあるからその前後の事はあんまり記憶してないんだけど・・・

自宅じゃないどこかの室内、目の前にお父さんがいた。
手には粉らしきモノが入ったセロファン製の小さい包み、そしてスプーンとライター、テーブルには注射器が置いてあった。
まだ小さかったエミは、その包みに入っている粉はお砂糖だと思っていた。小学校高学年になるまで気付く事もなかった。
お父さんは、その包みの中の粉をスプーンの上に乗せ、下からライターで炙り液状にして注射器に入れ、それを腕に打っていた。

注射器を見て、エミは子供なりに『風邪なの?』『病気なの?』とお父さんに聞いていたと思う。


この時はまだ『覚醒剤』の本当の怖さを目にする事はなかった。
エミ自身が覚醒剤中毒者の怖さを知ったのは、弟が生まれた後だった。。。