ドンドンドン | この両親の間に生まれて・・・

ドンドンドン

弟が生まれて少ししてから、少しずつ覚醒剤の引き起こす幻覚やら幻聴で周りの人達に危害を加えるようになったお父さん。
お母さんは危険を感じ、小さいエミと弟を連れて少し離れた所にあるお母さんの兄妹の家へ避難した。そこの家は母子家庭でお母さんの妹とその人の子供二人が1部屋の借家に住んでいた。

脳が覚醒してるせいで睡眠を忘れているお父さんは、時間構わずお母さんの居場所を見つけだした。夜中だというのに、ドアを蹴ったり殴ったりしながら「開けろー」「いるのは分かってるんだぞ!」と大声で叫びまくった。
ドアには鍵とチェーンがかかっているものの、大柄なお父さんなので、いつドアを破壊してもおかしくない状況だった。エミや他の子供達は皆怖くて押し入れに隠れていた。

どれくらいの時間だったか分からないけど、しばらくしてお父さんは諦めどこかへ立ち去っていった。

数時間経って、ドアを見てみると外側がボコボコにへこんでいた。