運良く仁和寺の宿坊がとれたので、
京都へ出かけた。
京都駅は観光客でごった返していた。
雑踏は苦手だから、旅は工夫がいる。
今回は、先ずは妙心寺からスタート。
広大な境内
驚くほど人が少ない。
京都随一と言われる天井の雲龍図、
じっくりゆっくり鑑賞させて頂いた。
迫力も構図も
トリックアート的にも面白かった。

塔頭の一つ退蔵院の庭も京都らしい
枯山水のお庭や池泉回遊式お庭もあって
たっぷり堪能。
庭に面してお抹茶席もあった。
お座敷には国宝瓢鮎図(ひょうたんとナマズ)
口の小さい瓢箪でどうやってなまずを捕まえるかの禅問答。
多くの僧侶の回答が残っている。
一枚の繪の解説本が出ている。
禅寺の総本山らし、、

早めの夕食を駅前の河豚屋さんで頂き、
仁和寺の御室会館へチェックイン。
シンプルだけど清潔感のあるお部屋、
大浴場で身体を解し
明日に備えて早々と就寝。

6時前に起きて
6時半の金堂での朝のお勤めに参加。
寒〜む。
僧侶の読経のハーモニーはお堂に反響し
音楽のように心地よい。

すっかり明るくなったお庭で
五重の塔や紅葉を楽しみながら
御室会館へ戻る。
お精進の朝食は、ヘルシーで
心身透き通る感じ。

一般観光客の前に仁和寺御所庭園散策。
晴れ上がった空、お日様が温かい。
優雅〜〜!
広縁でまったり〜。

そろそろ観光客が増えてきたので、
次は龍安寺へ徒歩で15分。
石庭で有名な龍安寺、
ここも池を囲んで回遊式庭園があり、
紅葉もすっかり色づき
青空に映えて何とも美しい。
有名な石庭の縁は、がっつり人の群れ。
外国人観光客も多く、ガイドさんの説明も
いろんな言語???
座る場所の確保もままならず、立って鑑賞。
邪念ばかりで瞑想は無理〜!
びっくり
座敷の襖絵は、細川護熙氏の雲龍図!
これも中々見応えあり。
いつまでもお元気なんですね。

空いていた回遊式庭園のベンチでゆっくり秋を楽しむ。
桜の季節もいいと思う。

今回は、三つのお寺を回った。
龍安寺から金閣寺も歩けそうだけれど
そこは激混みだろうから止めた。

バスで京都の五条まで戻り、
蕎麦屋で休憩、

二日間ともお天気に恵まれ
人混みを避けたプランニングで
京都を楽しんだ。
健康に感謝です。