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この本は読まねばならぬ本です。
250万部突破と本の帯にありましたが、250万人が読んだのでしょうか。
250万人がよんだとなると素晴らしいなあ~
2009年7月15日第一刷発行とあります。(講談社文庫)
2006年8月に太田出版より単行本として刊行されたようです。
この本の解説を故児玉清さんが書いています。
「心を洗われるような感想的な出来事や素晴らしい人間に出会いたいと、
常に心の底から望んでいても、
現実の世界、日常生活の中ではめったに出逢えるものでない。
しかし、確実に出逢える場所がここにある。
その場所とは、本の世界、つまり読書の世界だ。
もっと場所を小さく限定すれば、小説の世界と言っていい。」
私はこの本で『宮部久蔵』に出会う事ができました。
そして、太平洋戦争がどんな戦争だったかがわかります。
私たち日本人はこの本を読んで、太平洋戦争の事、
そこで生きて死んで行った人たちのことを知る必要があると思います。
「特攻隊員は殉教的自爆テロのテロリストと同じです。」
といった新聞記者の高山に、
怒りとともに語る元海軍中尉武田貴則の言葉も深く読んで
考えてほしい。
(第9章のはじめのところ、新聞社について語るところなんて全くの同感)
12月に映画公開されるそうです。
宮部役は岡田准一。
その前に、是非是非、読んでください。