私のこのごろのお気に入りの小説家は三浦しをんさんなんだけど、
その他にもお気に入りが二人。
酒井順子さんと益田ミリさん。
下に見る人/酒井 順子
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言えないコトバ (集英社文庫)/益田 ミリ
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酒井さんは「負け犬たちの遠吠え」で有名になったんだけど、その時は興味もなく、その本も読んでませんでした。
週刊文春の書評欄で書評を読んで「なんかイイかも」と思って図書館でエッセイを随分借りました。
そして、この頃、借りたのが「下に見る人」。
まわりを下に見て自分が上がったような気になる。
これって、人間の性よね。
差別もイジメも突き詰めればこの性からきてるのかも。
だから、私は差別もイジメもなくならないと思うし声高になくすべきだと喚く人をいう人をあ~あと思ってしまう。
(差別やイジメを肯定してる訳ではありません。無くして行く方策は講じなければいけないけど、もっと本質を見る必要があるのではと思ってしまいます。)
これは原発も戦争も他の悪と言われていること全般に対して「絶対に許せません」とか、いってる人に対して思うことなんだけどね。
酒井さんの考えは「そう、そう、そうだよね。」と、うなづけます。
そして、益田ミリさんのエッセイと漫画が散りばめられたこの本も、共感すること多し!です。
三浦しをんさんの「仏果を得ず」は読み終えました。
この本の解説を酒井順子さんが書いているのよ。
このことは、また。
いつになるか分からんけど。