毎月、月末のことを晦日といい
12月の月末を大晦日というそうです。
どんどん使わなくなる言葉や風習。
自分が知らなかったことや
すぐ忘れてしまうことが多いのは
難しいイメージがあるからかな…
海外の風習に比べて地味だけど
日本の風習なくならないで欲しい。
振り返る亀の歩み
以下参照
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日本人の最大のイベントお正月とは何かというと歳神様をお迎えする行事です。
お正月は「歳神様」が各家に元旦の朝日とともにこ降臨なさいます。
そして一年を過ごす「年(エネルギー)」をくださるのです。だから昔は数え年といって生まれたらお正月には一つ歳をいただくので満年齢より多くなっていました。
神様は清らかな所に降りられますので
神様に失礼の無いように、新年に相応しい清らかな場に整えなければなりません。ご馳走もお供えの意味があります。
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地方によってはお歳徳(とんど)さん、正月様、恵方神、大年神(大歳神)、年殿、トシドン、年爺さん、若年さん、などとも呼ばれているようです、地域性が感じられて楽しくなりますね。
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歳神様って?
地方によってはお歳徳(とんど)さん、正月様、恵方神、大年神(大歳神)、年殿、トシドン、年爺さん、若年さん、などとも呼ばれているようです、地域性が感じられて楽しくなりますね。
昔から新年になると、家々に幸せをもたらすために降りてくる、と言われていました。
農業国でもあった日本では、「祖先の霊が田や山の神になり、新年には歳神ともなって子孫を見守ってくれる」と考えたようです。
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また門松は家の祖霊神でもある歳神様が迷わないようにと目印として家の前に置くものです。
さらに鏡餅は、家に入って来た歳神様がそこをよりどころとして再び山に帰る日までいらっしゃる場所となります。
ですから鏡餅は単なるお飾りではなく歳神様の依り代なのです。
鏡餅開きの日には歳神様の力が宿ったこの鏡餅を家族で食べる事で、一年を健康に暮らせると言われているのです。
12/8「事始め」
お正月が来ると分かっていても、日々は慌ただしく過ごしてしまうので、昔から12月8日が「事始め」とされていて、この日から『新年を迎える準備』を始めたようです。
12/13は「すす払い」
今は、家の中で火を焚くこともないので煤はありませんが、年末の大掃除にとりかかる目安となります。
①12/13はすす払い、神棚を掃除して清める。
この日を目安に少しずつ大掃除を始める(不要な物を捨て、台所日用品、下着など新しい物を準備するのもお清めの意味があるそうです)
私は今年はクリスマスのイベントは24日にして25日にお餅をつくことになりそうです。
例年澤井家のお子様がとゴーリキマリンビレッジでお餅をついて鏡餅を作るのを楽しみにしています。
②28日に門松を飾る。
「門松」は年神様の降りる目印
この門松に歳神様が朝一番の光とともに降臨なさるのです。「お正月=歳神様」ですから門松がらないと来られないのです。玄関前に左右に飾り、向かって左側を雄松、右側を雌松と呼びます。
門松を29日に立てるのを「苦立て」、31日に立てるのを「一夜飾り」といって敬遠されますので、28日頃に立てるのがよいとされます。
スーパーや道の駅などで盛んに注連飾りが売られる時期になります。
こんな松飾りもいいな〜
「しめ飾り」は清浄・神聖の印
「しめ飾り」は、家の中が年神様を迎えるために清められた場所であることを示します。
「鏡餅」は年神様の居場所
元旦に朝日と共に降臨した歳神様はその家の「鏡餅」の中に宿られます。
鏡餅の丸い形は人の魂を模して作られ、それが神事に使う鏡の形と同じだったので「鏡餅」と呼ばれるようになりました。
餅を大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表し、縁起がいいと考えられたためです。
鏡餅も門松同様、29日、31日を避けて飾り、1月11日の鏡開きにお汁粉などにしていただきます。
ここで一つ質問がありました。
では、お家に歳神様をお迎えするのにどうして初詣でに行くのでしょう?
家に歳神様をお迎えし、感謝してお祈りした後で、神社への参拝をしに行きますが
なぜ二度も神様に参拝するのか、と言うと、家にお迎えする年神様と神社の神様は別の神様だからです。
家にお迎えする歳神様は「祖先神」と考えられています。
つまり、自分の祖先を神様としてお迎えするのですから、大きく見たら内々のこととも言えるでしょう。
地元の神社に祀られている神様は、その土地の様々な由来を持つ神様で、その地の人々を守ってくださっていると、考えられているのでしょう。
まず、家族全員で歳神様を家にお迎えして感謝し、そして家族揃って地元の神様を拝礼に行く、という風習があったようです。
初詣では氏神様に「今年も一年どうぞよろしくお願い致します」と新年のごあいさつに行くものです。
ですから祖先の御霊のお迎え、地域をお守りくださる氏神様へのお参りもどちらも大事なのですね。
次回はお料理について書きますね。