臓器からでるホルモン | 生きるを活かす温故知新 ~心のかけら、私を癒す小さな幸せ探し~

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ミニマリストに憧れる1児の母。

以下参照

アトピー性皮膚炎の患者さんの中には
自分自身がステロイド薬を使用している
という自覚のない方が少なくありません。

その理由として病院や薬局で
処方されるステロイド剤には
「ステロイド」とは
書いてないからだと思われます。

まず処方された外用薬の
チューブをみてください。

「副腎皮質ホルモン」
の文字があったらステロイド剤です。


そもそもステロイドとはなんでしょうか?

ステロイドはいわゆる
副腎皮質ホルモンの代用品なのです。

副腎という臓器から出る
ホルモンなのですが
これは生きていく上で
重要なホルモンと言われ
身体の機能の安定を保ってくれるのです。

悪いところを探して改善してくれる
素晴らしいホルモンなのです。

そんなホルモンの代用になるような薬なので
使用には細心注意が必要です。

そしてステロイド薬は
5段階の強さに分けられます。

この強度は身体への吸収の差を表すもので
強いものほど吸収が高くなります。


ステロイド外用薬の強度

■1群 (strongest)最も強い

炎症の度合いが大変ひどくて部位が狭い場合
手足の難治性湿疹など
ケースを限定して使用されます。

ステロイド剤の中で
もっとも体に吸収されやすい成分を
使用しているものです。

■2群 (very strong)非常に強い

大人なら体幹部
子供なら腕や足など四肢に
処方されることが多いです。

■3群 (strong)強い

主に皮膚が赤く炎症を起こしてかゆみが強い
皮膚組織が壊れている場合などに
使用されます。

■4群 (mild)普通

効き目が不十分なステロイドで
炎症がひどいところを長い間塗り続けると
レベルの高いものを一時的に塗るよりも
場合によってはひどくなります。
十分な効果を期待できる強さの薬から
使うようにしてください。
4群・5群は弱いからといって
安心は出来ません。

■5群 (weak)弱い

大人、子供ともに
顔を含めた全身に処方されます。

連続使用は、大人なら2週間以内
症状が軽い場合やデリケートな皮膚
乳幼児などに使用。


使用しているステロイド薬の程度は
医師か薬剤師に聞けば教えてくれます。

ついでにステロイドの使用法と
副作用についてもしっかり聞きましょう。

ステロイドの説明を
どれだけ的確に丁寧にしてくれるかで
その医師の力量が判断できます。

あいまいなことしか答えない医師はダメです。

医師が明確な回答をくれない場合は
他の信頼できる先生を探しましょう。

振り返る亀の歩み