北海道ルスツリゾートで行われた第61回全日本スキー技術選手権大会

8回目の挑戦が終わりました。

総合102位。

少し時間があいてしまいましたが振り返っていきたいと思います。


3/7 ​予選1日目 

 1種目め ​大回り

ジャイアントコースで行われた1種目め。

前回55回大会のときに同じ種目で種目別59位を記録した得意意識のある種目です。

ゴールに向かってラッパ状に広がっていて、かつゴールから見て左下がりの片斜面。

ゴールから見て右端をキープして降りてきたかったのでネットに沿って降りていくイメージで少し小さめのターンサイズを意識しました。

2度ほど手を付いてしまい少し不完全燃焼感があるままゴール


267点。種目別48位。

手付いたわりには意外と点数は良かったです。

スキーの動きは止まらなかったのでそこがよかったか。

種目別の自己最高位更新。


 ​2種目め 小回り不整地

エリートコースでのコブ。

前回のルスツはこの種目で転倒しています。

どうしてもその記憶が思い出され意識してしまいました。

しかも雪が非常に硬く、かつコブの出口が反り返ってコース自体の斜度以上にものすごい難易度でした。

転倒、ライン外れする選手が続出。

加えて全体的に点数がものすごく低く、240点台の選手がかなりいました。

正直完走するのが精一杯でした。


252点。種目別167位。


予選1日目終了時点では絶対決勝ラインに入っていないと思いましたが107位でギリギリ圏内でした。


3/8 予選2日目 

 ​3種目め 総合滑降

苦手なコブが終わってもう整地種目しかないから大丈夫と自信を持ってむかえた予選2日目、ダイナミックコースでのフリー。

この種目が今大会、いや、今まで出た技術選の全種目の中で一番の失敗種目となりました。

スピードが出ないという情報からとにかくスピードを出していかなければということばかり考えてしまい、予定していた構成と全く違う意味不明なライン取りをしてしまいました。

途中で頭が真っ白になり、気づいたらゴールしてしまっていました。

ゴールした瞬間我に返り、やってしまったと思いました。


257点。種目別129位。

これよりも低い点数の種目は過去にも何度もありますが、スタート前にやろうと思っていた滑りと全く違うことを自らしてしまったのは初めてです。

そういう意味で今までで一番最悪な種目です。


 ​4種目め 小回り

フリーの大失敗をなんとか気持ちを切り替えることにとにかく集中しました。

雪が少し緩んでいてスピードが出ない状況。

大回りと同じラインでネットに沿ってほぼフルカービングでした。途中何度か反発で飛ばされかけてなんとか耐えてのゴール。


262点。種目別93位。


予選全て終えて111位。

決勝ラインの120位以内にギリギリ残りました。

おそらく予選落ちしていたらフリーの失敗をめちゃくちゃ後悔していたと思います。



​3/9 決勝 

一日で4種目やるためかなり忙しいです。この日は落ち着いて全種目しっかり滑り切ることを意識しました。


 ​5種目め 大回り

ダイナミックコースでの大回り。そこまで急斜面ではなく、雪質も滑りやすいハイシーズンの雪質でした。しっかり動きを出してまったりしないように意識しました。

自分の中では今大会の中で一番イメージ通りに滑れた種目です。


267点。種目別82位。


 ​6種目め 小回り

タイガーコースでの小回り。練習ではまあまあ調子よく滑れていましたが当日はコース整備でバーンが磨かれてエッジがグリップせず、大崩れしないように降りることで精一杯でした。


263点。種目別86位。


 ​7種目め 中回り

小回りの後のバーンを使用していて、小回りが前半の最終班、この中回りが後半の最初の班ということでバーン状況は全く変わらず。

小回りが終わってからトイレに行くくらいの時間しかなく、アップなしで滑りました。

上部はやはりエッジがグリップせず、外脚が逃げないように引き寄せながらなんとか滑った感じです。


265点。種目別76位。


 ​8種目め 小回り不整地

ダイナミックコースでの不整地。最終種目は班の1番スタートでした。

コース整備直後の条件がいいタイミングで滑ることができました。

スタートから見て一番左のライン。少数派のラインを選択。一番片斜面ではないラインだったので。

落ち着いて滑り切りました。


266点。種目別82位。

不整地の得点としては自己最高です。



以上決勝4種目を終えて、滑りはイメージ通りとはいきませんでしたが全種目70〜80位台の点数でまとめて予選111位から少し上がり、総合102位でフィニッシュとなりました。


昨年は初めて決勝に残れたことから嬉しくて決勝の成績はそんなに気にしていませんでしたが、今年は嬉しさというのはそんなになくて、もう少し上にいきたかったなというのが正直なところです。


まあとは言え、最低限の最低限で今年も決勝まで残れたことは良かったかなと思います。

次に向けて!