5月から数えて約半年
が経ちました。
明日をも知れない命の
灯が、とうとう消えて
しまいました。
お母さん、良く頑張ったね。
お疲れ様でした。
昨晩遅く、兄からの電話
があった。
良くもって旧盆ころ、
と言っていたのです。
私も覚悟は出来ていました。
母との思い出を胸に新幹線
に飛び乗りました。
父が他界してから、
気丈に振る舞っていた母。
父の遺言は、
『人にばかにされるなよ』
初めは、なんの事か解りません
でしたが、年を重ねてきて、
はたと判ってきました。
父の直感だったのでしょう。
年老いてくると、若者から
置き去りにされたような
不安を感じる事があります。
それが、『キレる老人』に
繋がるのではないかと。
不思議な感覚が目覚めます。
人間の寿命が著しく延びて、
精神世界の解明がされていない
部分だろうと感じます。
そんな中を、母は泳ぎきった
のです。
本当にありがとうございました。