心の琴線に触れて
心がおおきく動いた時
それを口に出してはいけないと
固く決心した小さい頃の私へ
わたしのちいさい頃の写真はないので
うちの長女のちいさい頃。
「そのままの想いが
口から飛び出しても大丈夫だよ
平気だよ。」
小学校2年生の
運動会の練習中
ダンスの体系がものすごく
綺麗で思わず声に出た
「わぁ〜綺麗！！！」
全校生徒の前で朝礼台に乗った
先生から
「うるさい！！！」といって
注意された。
両手で口を押さえて
「そのままの想いを口に出して
ダメなことなんだ！これからは
絶対に口に出してはいけない。」
と固く決心をした。
はずだった
2023年夏
自分軸ライフマネジメントコース
で、本当に自分の心から望んでいる
自分の人生を自分として
生きるための課題に取り組みはじめた。
コーチの岡崎知美さんが
制服姿でzoomに現れた
前髪をキッチリとあげて
糊の効いた真っ白のシャツ
黒のパンツにエンジのエプロン
「わぁ〜綺麗！！！」
思わず口に出ていた。
その声につられて
私の周りにいた家族
（旦那さんと子ども）が
zoomの画面を覗きにきた
「本当〜！！」
「本当〜！本当〜！！」
両手で口を押さえて
「そのままの想いを口に出して
ダメなことなんだ！これからは
絶対に口に出してはいけない。」
と固く決心をしていたんだという
このことをすっかり忘れていた。
2024年1月初旬
本来美の話になり
岡崎さんには「変化がある」のだと
変化といえば
過去に1ヶ月完全休業した後に
開かれたパーティ会場に
黒の体のラインに沿ったドレスで
現れた岡崎さんは本当に綺麗で
「わぁ〜綺麗！」
小学校2年生の私が
運動場の片隅で
「そのままの想いを口に出して
ダメなことなんだ！これからは
絶対に口に出してはいけない。」
そう固く閉じた口から同じ言葉が
出ていた。
あの時と違っているのは
「うるさい」ではなく
返ってきた言葉は
「ありがとう」
そして、夏に制服姿の時も
同じように綺麗と言っていたこと
それに釣られて家族が入れ替わり
立ち替わり覗きにきていたことを
それはそれは面白かったと
話してくれた。
「私は私の想いを
口に出してもいいのだ！」
そう、思ったら
涙が溢れてきた。
ちょっと離れたところで
テレビを見ながら
様子を伺っていた旦那さんが
「・・・よかったね」と
ボソッと呟いていた。
だから
どうなったかどうかは
わからないけれども
本当によかったと思う。
