青空 -9ページ目

紙一重

辛さと幸せは いちちがい

私はあなたの1番になれない

もう 余計な涙は流したくないのに

溢れる感情に止まることのない

あなたへの想いが辛くて 悲しくて

あと一つ あと一つと言い聞かせている

全て涙が流してくれるなら

あなたの記憶も流れて消えてしまえばいいのに

初めて会った日のこと 覚えていない

どんな会話をして 何を教えてくれたのか

とても 丁寧に 丁寧に 言葉の一つひとつを選ぶように 語ってくれたね

その眼差しも 仕草も 全てが幻だったとは思えなくて

ただ吸い込まれていた いつのまにか 真ん中にいるあなたを もう 嫌いにはなれなかった

たとえ 今消えてしまっても

手を伸ばせば 届きそうなのに

触れて仕舞えば それは一瞬で消えてしまう

シャボン玉を凍らせて

小さな音立て 輝きながら散ってゆく

淡い色に包まれて ただ穏やかに

色づく花びらのように ゆっくりと

満開になった笑顔は 何をみている

季節とともに散りゆく桜のように

きっと わたしのもとを去ってゆく

花びらに触れたくて 手を伸ばす

花びらは指の間を抜けてゆく