こんにちはyukaです^^

 


 

最近、心理学についての質問をよくいただきます。

私はもっと心理学が世の中に広まって欲しい!と思っているので嬉しいです♡

昨日もセッションの後半は心理学について質問攻めにあいました。笑

 

先日も、こちらの記事に

以下ような質問をいただきました↓

 

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まずこの質問に答えるために、ユングの(タイプ)類型論について

簡単に説明しますね。

 

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◆ユングの(タイプ)類型論とは

 

ユングの(タイプ)類型論とは

精神科医で心理学者のユングが1921年に発表した、

人の内面的な特性を8つに分類する

世界でもっとも有名な性格分類診断です。

 

 

 

ユングは8つに分類する方法として、

まずは内向と外向の2つに分けました

「外向」「内向」とは?徹底解説♡

そして次に4つの心の機能に分けていきます。

 

 

(ちなみに自分辞典では、内向と外向に分けた後に

未来思考、現在思考、過去思考の3つに分けていきます。)

 

 

 

心の機能とは、様々な状況下でも変わることのない心的活動様式のことです。

場所やその時の状況でコロコロ変わっていたら大変ですからね。

 

これは、「心になんらかの刺激を受けた時に心がどういう動き方をするか」というもので、ユング心理学では

思考、感情、感覚、直感の4種類の働きを基本機能としています。

 

 

ユング心理学では、人は誰しもこの4つの心理機能を備えているとしますが、

この中でどの働きがもっとも強いかによって、その人がどのタイプの性格であるかを判断します。

 

そして、その人にとって最も強い機能を主機能といい、

その主機能がその人の性格と言われるものになります。

 

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◆4つの機能の概略

 

思考機能

何かが起こった時にそこから少し身を引いて、客観的な視点でそれを見て、分析したり論理的に意味を捉えて理解しようとします。

何事にもそうなった原因や理由があってなるべき結果がありますが、

思考機能の捉え方は、そうした客観性が主軸となっています。

 

何かについて判断する時、どういう理屈なのか、それにどのような意味があるのかを真っ先に考えます。

そして結論を選ぶ際は合理的かそうでないか、損か得か、といったスケールで取捨選択します。ですからいつも合理性が勝ちすぎて人の気持ちをないがしろにしている印象を周囲に与えます。

 

 

感情機能

何かが起こった時、その時に生じる感情、気持ちを最優先に考えます。

その出来事に接してどう心が動いたか、どう感じたかが感情機能が物事を把握する要因となります。

 

また、他者との親和性が高く、誰とでも仲良くなれるのも特徴です。

困っている人を援助してあげたいなど、面倒見のいいところもあります。けれど、物事の判断を自分が好きか嫌いか、いいか悪いかという感情的なものさしで行うため、論理性に欠ける部分があります。

 

 

合理機能

論理性、理性的、経験によって培われるもの

 

思考機能 ←→ 感情機能

思考機能と感情機能は対極にある働き

 

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感覚機能

視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が感じたものをそのまま情報として受け取ります。

そこには思考機能が行う「これはこういうものである」という分析や意味づけ、感情機能の「これは好きな感じ」というような、自分を基準とした価値判断はありません。

 

今、目の前でどんなことが起きているのか、どんなものが存在しているのかが感覚機能の情報の捉え方です。

何か物事に直面した時に、その善し悪しよりも「それに対処するには何が必要か」を考えて、ありのままを捉えるのが感覚機能の特徴です

 

 

 

直感機能

「ひらめき」で本質を把握するタイプです。今目の前で起きている出来事を通じて、全く別のイメージやアイディアがひらめきます。そしてそれが意外にも物事の本質を突いていたりするのです。

 

けれど、せっかくひらめきがあっても、それを掘り下げたり分析や調査を加えて何かの形に完成させることはしません。実務的なことは苦手で、その場にそぐわないトンチンカンなことをしてしまったりもします。

 

非合理機能

目の前に現れた事象にピンと反応する、あまり経験に左右されない

 

感覚機能 ←→ 直感機能

感覚機能と直感機能は対極にある働き

 

 

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こうした心の機能、つまり性格がどこから生じるのか?ということは

人間の大脳のどの分野が発達するかによって決まってくると最近の脳科学で解明され始めています。

 

例えば、最初に説明している思考機能型は、判断や思考を司る前頭前野という部分が発達している人に現れやすい性格です。

 

 

2つ目に説明している感情機能型は、前頭前野はあまり発達しておらず、扁桃体や大脳縁系という部分が発達しており活発に使われている人です。

 

扁桃体や大脳縁系は、快不快や、物事の感情的な判断をする働きを持っているため、

ここが発達している人が感情機能型になるのです。

 

 

 

なんだか説明するとなると硬くなってしまうのですが・・・

現在連日のようにシンデレラセッションをしていて、たくさん質問もいただいているので

心理学のことは時々記事にしていきたいなぁと思っています。

 

 

クライエントさんから可愛い春らしいお花いただきました♡ありがとうございます♡

 

心から幸せになるには

心理学を学ぶのが一番の近道だと思う♡

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

ではまた♡