新しいインコを飼いました。
長女が自分のお小遣いをつかって、
3件もペットショップを回ってやっと運命の子を見つけました。
新しいインコを飼うことは長女なりに悲しみを乗り越えようと考えたことだと思います。
私も子供の頃インコを飼っていて、亡くなってしまったときは悲しく、
「こんなに悲しいならもう一生飼わない」と心に決めて大人になりました。
だから、長女がまたすぐに飼いたい言うのは、私にとってまた違う対応で驚きでした。
インコの雛を飼いました。
まだ小さくハゲハゲのインコ。
どうやら、まだ生命力がしっかりしておらず、
亡くなってしまう子も多い、まだ生後数週の赤ちゃん。
長女はペットショップで店主に次々と質問します。
「どんな風に家で過ごさせたらいいですか?」
「かごを囲う布はどんな厚さのものがいですか?」
「餌はどの分量で配合はどうしたらいいですか?」
そして、ペットショップの店主に、今まで飼っていた子の話をしたり、他のお店の話をしたり。
積極的な長女。
店主のおじさんは1時間もいろいろ教えてくれました。
それに、ペットショップにきたお客の外国人のお姉さんに話しかけられた長女は普通にしゃべってる。
普通に会話してる…
最近、家族以外の人と話をする長女を見ていなかったし、学校以外はほぼ引きこもりなので、
こんな風に普通に会話するんだね。となんだか安心しました。
雛の世話は大変です。
一日4回も餌をふやかして、ひなの口にスプーンで入れる。
餌をあげすぎてもだめ。
温度管理も大切。温度が高すぎても低すぎてもだめ。
刺激しすぎてはストレスがかかるからだめ。
あんまり見てもだめ。
インコを生きさせるために神経を使います。
研究熱心な長女は、ネットでも調べつくしています。
でも調べれば調べるほど、育て方は様々あってどれが正解かわからない。
それに、ひなで亡くなった子の情報も出てくるようで…
逆に不安になったり。
うちに来て4日ほどは、朝、生きているか心配で。
長女も私もゆっくり眠れませんでした。
そして、いつもいつも、ちゃんと生きているか、動いているか。
刺激しないように遠くからチェック。
この子はなんとか生きてくれないと!
と、私、かなり、不安でした。
でも、生まれて間もない鳥にたくさん心癒されました。
懸命に食べる姿、
懸命にフンをする姿、
声が出ないのに必死で鳴こうとする姿、
立てないのに転びながら足を動かす姿、
そのすべてが生命力や生きることを教えてもらっているような気がして、
ほんとうに可愛くて、ほんとうに生きてるって、それだけで尊い。
そんな気持ちにさせてくれました。
餌をあげる時間は、
夫も含め家族みんなで雛を囲んで、
「かわいいね」「もっとたべてね」「がんばれ」と
応援。
うちの小さなアイドル。
この小さなアイドルが我が家を暖かい気持ちにしてくれています。
長女は雛を飼う時に
「雛の世話で忙しくなったら悲しみが減るといいな」と話していました。
それに、一度も亡くなったインコのお墓(庭に埋めました)に行けませんでした。「行けない」と言っていました。
そして、昨日、初めて自分からお墓に行けました。
少しづつ、インコのシを受け入れてきているように見えます。
読んでくださってありがとうございます。