コーヒープリンス二次小説パート2 (No.20)ウンチャンの誕生日9 | 恋愛小説コーヒープリンス二次小説 オオイタッコとオリジナル小説

恋愛小説コーヒープリンス二次小説 オオイタッコとオリジナル小説

コヒプリ2次小説書いてたり BTS小説書いてたりオリジナル小説書いてまーす

恋愛小説コーヒープリンス二次小説 オオイタッコとオリジナル小説-120102_2238~01.jpg

恋愛小説コーヒープリンス二次小説 オオイタッコとオリジナル小説-120330_0820~01.jpg

二次小説ランキング


…… ……ハンギョルのマンションに帰宅したコ・ウンチャンとチェ・ハンギョル

「海の塩洗い流さなきゃな……ほら……先にシャワー使え……」
「うんあせる……」
なんとなく気まずくなる二人

シャワーのお湯が ウンチャンの眠気を誘うが ……
なんとか 持ちこたえる

ちゃんとハンギョルは 紳士だから 新品の自分のパジャマをウンチャンに貸してあげる

……もう 朝日は登ったから 早朝なのだが ウンチャンもハンギョルも ほとんど寝ていない

シャワーを浴びて二人とも今日は休日だから ハンギョルのふかふかのキングサイズのベッドに横たわり ……ハンギョルは約束を守り ウンチャンと手と手を繋いで……眠りについた ……

眠る直前 寝言なのか……
わざとなのか……
ウンチャンは すこし小さな声でハンギョルに ささやいてから寝息をたてた……

「……ビアネヨ……ごめん……なさい……」

……ウンチャン……大丈夫だ
男は本気で 愛している女には なかなか
臆病になるんだ
そして 守りたい気持ちが一番強くなるんだ

守りたい女の為なら どんなこともいとわないはずだ

……ウンチャンの 寝顔をみるのは これで何回目だろうか…… そんな事を考えながらハンギョルも 深い眠りについていった……

目覚めたのは午後


意外にも ウンチャンの方が先に起きていた
「おはよう社長あせる
チュッ

フム……口のキスは もう楽々クリアしているんだな……

チュッ
「二人きりの時は名前で呼びあうんだろう?今は社長は止めてくれよ……それよりも腹へらないか?スパゲッティ作ってやろうか?美味しいアサリがあるからボンゴレ作ってやるよ」

「本当にあせるすごーいあせるやっぱり社長……いえいえハンギョルはなんでも器用なんだね~」

「いや……器用貧乏なんだけどな……本当に願いたい事は いつも叶わなかったりしたけどな……」

「ふーん……なんでも願ったらすぐに手に入れれそうな星の下に生まれているようにもみえるけど?意外にお金持ちって大変なんだね」

……ボンゴレを作るためにスパゲッティを沸騰した鍋に入れながら……ハンギョルは さらりとウンチャンに 自分の秘密を初めて……打ち明け始めた……

「ウンチャン……金持ちって言ったって俺は……血の繋がらない養子だったんだ……おとつい……父親に打ち明けられて……初めて知ったからさ……まだ……少しだけ……心の整理がついていない」

ハッと びっくりして 調理中のハンギョルの背中を見つめるウンチャン

「今の親父の親友と元恋人が今の親父が結婚した後……結婚して生まれたのが……俺
その後一年で二人は離婚
実の親父は そのままオーストラリアに行き 実の母親は……散歩に出た時 道路に飛び出した俺をかばって死んだんだそうだ

……だから 施設に預けられていたんだよな……俺……
かすかに 覚えているよ

今の両親が迎えに来て
今の母さんが ずっとずっと抱っこして キスしてくれたことを……
なのに 高校の時 親戚のババアの嘘に騙されて……
俺は 今の親父の隠し子だと
ずっと勘違いしていて…… 今の親父に反発ばかりしていたよ
……
……俺って……バカだよな

真実が 全然見えてなかったんだ……」

ギュッ……
背中から抱き締めてあげるウンチャンの手は 優しい

「……知らなかったんだもん……ハンギョルが悪いんじゃないよ……」

「……そうかな……」

……ハンギョルは しばらく
黙って フライパンでボンゴレスープを作り 最後に湯がいたパスタをいれた

「さっあせる出来上がりだ……食べるぞウンチャン……お前のためにスペシャルボリュームで作りあげたぞ」

「わあっあせるありがとうハンギョル」

……ガーリックの美味しい匂いが漂う 部屋で
……告白の後 食べたボンゴレの味は ちょっぴりしょっぱかったが
ウンチャンは 全部
ハンギョルの 愛情ごと
平らげたのだった……

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村$恋愛小説コーヒープリンス二次小説 オオイタッコとオリジナル小説-130108_1103~01.jpg

携帯はこちらからポチッ(*´∀`*)してくれたら嬉しいです


二次小説ランキング