母の出て来る詩 5 山の大尉 -1-山の大尉は傷ついた部下の山岳兵たちにもう一度ここで逢いたいと息たえだえにことづけた -2-山岳兵はことづけた靴がないので歩けない「靴をはいてもはかんでも山岳兵に逢いたい」と -3-陽はさし昇る山の朝山岳兵は訪れた「大尉殿何の命令ですわれらはここに着きました」 -4-「私の身体を五つに切ることを命じます」はじめの片はイタリア皇帝へ部下の兵士の記念にと -5-第二の片は連隊に大尉であった記念にと第三の片はわが母に息子の兵の思い出に -6-第四の片は愛人にわが初恋の思い出に最後の片は山々へばらで山をおおうため(イタリア民謡)