米の穫れない海沿いのその貧しい集落では、難破船の積荷を略奪する風習があった。ある時漂着した船は他村から追放された積荷のない船で、赤い着物を身に付けた死者だけが乗っていた。いぶかりながらも赤い衣類を剥ぎ取って集落で分配すると、まもなくどの家からも高熱が出る病に侵される者が出て、次々に死者も出た...。(吉村昭「破船」あらすじ)

この恐ろしい病は天然痘(痘瘡or 疱瘡)で、

右矢印疱瘡神(=疱瘡を擬人化した悪神)は犬や猿、赤色を苦手とすると考えられたため、赤いものや犬の張子、猿の面などをお守りとして備える地域も存在した。

流れ星福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」や岐阜県飛騨地方の「さるぼぼ」など、子供向けの郷土玩具に赤いものが多いのは天然痘除けを目的としていることが多い。

「さるぼぼ」や「赤べこ」が単なる病除けではなく、天然痘除けの目的があって、共通する赤い色をしていることを知り、とても驚いています。😲

うずまきモグのマイレージ・イベントでもモグぞうは岐阜県ではさるぼぼを、福島県では赤べこを持っていますね〜😲