4才と思われる頃、幼稚園に行くことになりました。幼稚園バスに揺られて通う行き帰り、ぼんやり窓の外を流れる景色を眺めるのが好きでした。
 幼稚園では「ふじ組」でした。さくら組・ゆり組・ひまわり組・チューリップ組とある中で、藤の花がよくわからなかった私は、ふじ組というのが地味に思えて不満でした。

 ふじ組ではちかこちゃんがNo.1で、さとるちゃんがNo.2のお利口さんでした。何がお利口かと言えば、先生がいない時にはこの2人が代わりに皆に絵本を読んでくれたり紙芝居を読んでくれたのです。ふじ組での生活は、思いがけない自由な時間の始まりでした。





 





 母にはよく、もっとにこにこしないとダメだと言われました。ふつうにしていると、怒っているように見えるとのことでした。幼時、母親や祖母に同じように言われたと書いている人が、これまでに2人ほどいました。学生の頃のサークルの友人と、amebaブログを書いている方です。ヽ(゚◇゚ )ノ

 優雅な藤の花の季節が過ぎて行く頃、ふじ組のことがなつかしく思い出されます。