フィンガー5兄弟愛ストーリー | フィンガー5ファンブログ

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平成生まれのフィンガー5ファン

沖縄育ち フィンガー5兄弟愛ストーリー


転校8回 苦労の連続でした・・・


沖縄から東京へ引っ越し5回、転校8回、

音楽で結ばれた兄弟愛はみごとに花開いたのだ




5人の夢は全世界演奏旅行


フィンガー5の5人兄弟は、

生まれてまもなくばらばらに住まなければならない運命にあった。


その理由はクリーニング店と米軍向けのナイトクラブを経営していた父・松市さんと母・久子さんは、

仕事が忙しくて、子供の面倒をみることができなかったのだ。


兄弟は沖縄の平良川、糸満、照間の親戚・知人の家にあずけられ、那覇の実家には3男の正男だけが残り、全員が那覇に集合したのは、長男・一夫が小学3年の時だった。


離ればなれになっていた兄弟がなじめないのではないかという両親の心配をよそに、5人は音楽でまとまった。
風呂の中で洗面器をたたきながら、大声で合唱する兄弟の姿に両親はホッと胸をなでおろした。


そんなに音楽が好きならばと父親が、

ドラム、ギター、ベースを買ってやると、

42年6月兄弟3人で『オールブラザーズ』を結成、

学校の授業時間などに演奏し、得意顔だった


そして45年4月、学校だけで満足できず出場した沖縄放送TV
『歌謡ワンダフルショー』のコンテストに優勝、
スタッフから東京行きをすすめられた。


「子供たちだけを東京にやれない、といってせっかくうまくいっているクリーニング店やクラブをやめるわけにはいかん!東京行きは絶対反対」

という父親を5人で説得した。
当時沖縄はアメリカの支配下にあり、
いきなり東京への転校はできないため10か月間奄美大島の学校に通い、45年4月一家で上京、東京・市ヶ谷に住んだ。





このころから一夫は晃にギター、妙子にオルガンを教え、フィンガー5が誕生、芸能界をめざし、レッスンを始めた。

ここでまた障害がおこった。
近所から『うるさい!』という苦情だ。
しかたなく一家は、現在の東村山市に住まいを変えた。


これでメンバーの移り住んだ土地は5か所、
長男、一夫の通った学校は8校を数えた。

これらの環境の中で育った5人の性格もおもしろい。

まがぬけてて、歩いててよく電信柱に頭をぶつける一夫、兄弟がけんかをしてもしらん顔、炊事好きの光男、言葉づかいが荒く、話してるとけんかしてるみたいな正男、出しゃばりでお天気屋だが、地方へ行くと金をかりてでもお母さんにおみやげをかってくる晃、

男っぽくてイジッパリで宿題も兄から教えられるのがキライな妙子。


でも5人の夢は1つ、全世界演奏旅行だ。