退院翌日、近所クリニック受診の後
訪看さんがお越し下さった。
(2月8日午前、近所クリニック受診→午後、訪問看護→2月9日デイサービス)
昨年末の6日間
3人の看護師さんが毎日、午前と午後にローテーションで来て下さり
不安と諦めと少しの希望で頭がぐるんぐるんしている時、力強く支えて頂いた。
またお目にかかれてうれしい。
胃瘻造設してからの仕切り直し第1回目の担当はYさん。
昨年末、胃瘻造設が可能か否かを診断してもらうための受診前日に
Yさん
「明日は受診ですよね。
見た目も大事なので、髪をきれいにして行きましょう」
と、ベッド上で母の髪を洗って下さった。
急性期病院では3週間以上入浴せず、帰宅後もシャンプーする余裕が無くて(私が。精神的に)
ベタベタクシャクシャだった母の髪が
シャンプーとブローのおかげでフワッフワッのサラサラになった。
明日はきっとうまくいく、と思った。
それでも
不安、懐疑、悲観は時々ぐるぐるしてたけど。
久しぶりに会ったYさん
「H先生(近所ドクター)が、お母さんは胃瘻できるとおっしゃった通り
お母さんにはチカラがあったんだなあ、って私たちみんな話していたんですよ」
年を越せるかどうか、と話していたところにH先生の言葉で
私と訪看さんは顔を見合わせたくらい驚いた。
誰もこんな展開になるとは思っていなかったのだ。
私
「受診の前日にYさんが母の髪を洗って下さいましたよね。私はあれでチカラをもらえたと思って。
何度もあの時のことを思い出してました」
Yさん
「そうなんですか。アハハ…」
少しでもきれいにして先生の印象を良くし、治療に積極的になってもらう
おまじないのようなものかもしれないが、いちばん凹んでいた時だったから
すっごくうれしかったんだよ。