新しいデイサービス | レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症の母との共同生活について書いていこうと思います。
いわゆるシングル介護ってやつですか。
たまに脱線もあり。

昨日、新しいデイサービス(認知症対応型)の相談員さんと介護の責任者さん、ケアマネさんがお越し下さり、母の様子を御覧頂くと共に食形態等についてお話しした。

今日はそれを踏まえてのお試し通所。

先に母を送り出し、私は昼食前の『お口の体操』中に到着した。

出かける時は覚醒していたが、職員さんが「パ・タ・カ・ラ。はい皆さん繰り返して下さ~い」とおっしゃっている間、目を閉じたまま。

隣に座って肩をトントンしてもすぐに目を閉じる。

こりゃダメかと思ったが、職員さん 「トイレにお誘いしても、ずっと『行かない』とおっしゃって。でもお食事前に1度行きましょうか」

私 「ママ!ご飯食べる前にトイレ行こ」

母 「トイレ?」

私 「そう、スッキリしてから食べよ」

母 「そうか。じゃ行くわ」

職員さんと一緒に私もトイレの中に入り、どのように介助するか見て頂いた。

私 「じゃあ、ズボン下ろして。…次はズボン下。…パンツも下ろすよ」

言葉で指示するのをご覧になった職員さん
「いつもこうしてご自分でやられるのを待たれるんですか?」

私 「はい。まだ自分で出来るので。出来ない時は私がやりますけど」

本人がやるのを待つ気の長さにものすごく感心された(と言うか、呆れられた)。
1対1ではない以上、そんな悠長なことは出来ないのはわかる。

トイレに行って覚醒し、昼食完食。

食形態は刻み食で、完食したのでいいようなものだが、ぶっちゃけ、調理に関しては私の方がスキルあるかも…と思ってしまった。

心の中で『この食材はこの切り方だと食べ難いんだよ』とか。
トロミの付け過ぎで具材が泳いでしまって箸で掴めない、とか。
お茶は濃い目のトロミ付きだが、おつゆはシャビシャビで刻み葱が入っていた(1つの料理の中に異なるテクスチュアのものが混じると非常に危険。葱を食べている間に汁が気管に入る)とか...。

食後の口腔ケアを済ませたところで私は退出し、 母は夕方特に変わりなく帰宅した。

朝8時お迎え&夜7時送りに対処して下さりそうなので、イッキに今日のデイに変更した方がよいのかもしれないが、しばらくは日曜だけの通所にしてみる。

懸念している点は、職員さんがもっと手のかかる利用者さんの方にほぼ付ききりで、実質的に母は放置されそうな気配を感じることと、バスで30分の距離があること。

今日は私がいたのである程度お任せされていたせいかもしれないが。

ネックは食事で、食事が最も重要なんだけど。

もう1件、徒歩10分ほどの所に小規模デイサービスがあり、そちらも試してから考えてみようと思う。