今回は以下の質問にお答えしていきたいと思います。

現在予備校に通って授業を一日中受けています。しかし、成績が伸びません。何が原因でしょうか?

「授業を受ける→成績が伸びる」という因果関係を疑いましょう。授業は成績を伸ばす数ある手段のうちの1つにしか過ぎません。

今回は「授業」という、大学受験と切っても切れないテーマについてお話しをします。

授業を受けまくる日本人

日本人として生まれ育つと、小学校~高校(+学習塾・予備校)でたくさん授業を受けることになります。学校の授業は年間でおよそ1000時間くらいなので、小・中・高で12000時間の授業をみなさんは受けています。

12000時間

この膨大な時間を授業に費やしてきて、それに見合う学力は身についていますか?

おそらく、身についてない人がほとんどだと思います。理由は、授業を受けることは非常に学習効率がわるいからです(学習定着率はたったの5%)

ここでいいたいのは「授業なんて無駄だから受けなくていい」ということではなく「授業を受けただけでできるようになると思うなよ?」ということです。

この意味で僕は「授業を受けることは勉強全体の氷山の一角にしかすぎない」と思っています。

授業後に何をするかが勝負

成績を伸ばしたいのなら、授業が終わった後こそが勝負です。つまり、どれだけ本気で復習できるかどうかです。

授業なんて楽なもんです。座って聞いていれば勉強している気持ちになれるからです。

だから、氷山の一角にしかすぎない授業を聞いただけで満足している受験生を見ると「可哀想だけど成績はのびないんだろうな」と思ってしまいます。

このブログのいろんな記事で言っておりますが、勉強の本質は「徹底的に反復をして記憶すること」です。

基本的に授業には「反復する」という要素はありません。

反復を繰り返すのは地味で時間もかかりますが、志望校合格を目指すみなさんには頑張ってほしいと思います

これまで「鬼勉強すべき!!!」と色々なところで発信してきましたが、ずっと没頭しているだけでは疲れちゃいますよね。

ということで、今回は勉強の合間にオススメしたい気分転換方法を紹介します。

これは僕が受験生の時にやっていた気分転換方法で、気分転換しながら頭がよくなるという画期的な方法です!

 

息抜きはかなり重要です

余談です。息抜きの重要性についてです。

これまで「勉強は量が大切だから、つべこべ言わずやりなさい!」と言ってきたので、息抜きの重要性については話をしてきませんでした。

勉強を好きな人もいると思いますが、多くの人は多少なりとも勉強にストレスを感じていると思います。

ストレスには良い面もありますが、悪い面もあります。

勉強のストレスで体調を崩してしまったら元も子もないので、普段から自分のストレスと向き合っておきましょう。

 

息抜き・休憩を入れることで惰性を防ぐ

息抜き、気分転換をすることにはストレス解消以外の効果もあります。

それは休憩時間を設けることで勉強にメリハリがつくことです。休憩を挟むことで勉強を惰性にしないことができます。

 

惰性の状態とは「集中力が切れている状態」です。人間の集中力は60分~90分が限界らしいので、休憩を入れることで集中力をリフレッシュしないといけません。

最低でも50分ごとに5分の休憩を入れることをおすすめします。

おすすめの気分転換法はこれだ

ここから本題です。ここまで長くなりすみません。

僕がおすすめしている息抜き方法は、ズバリ「思い出しながら散歩」です!

その日に勉強した内容を頭の中で思い出しながら散歩することです!!!

以上!

この気分転換には、運動によるストレス解消効果があります。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」では、身体活動や運動が生活習慣病の罹患率や死亡率を低下させるとともに、気分転換やストレス解消につながり、メンタルヘルスの改善にも効果があるとしています。

引用元:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shippei-undou/undou-sutoresu.html

そして運動しながら直前に考えていたことを思い出すことで、復習を兼ねることができます。

 

よって、この気分転換方法は「運動によるストレス解消効果」と「思い出しながら運動することによる知識の定着」という一粒で二度おいしいという効果を実現できます。

とても手軽なリフレッシュ法ですが、効果は絶大です。ぜひ日々の勉強に取り入れてみてくださいね。

今回は睡眠の話をしていたいと思います。

 

起きるのが遅くなる→その日の夜に夜更かしする⇒次の日起きる時間が遅くなる

こういった負のサイクルに陥ってしまっている宅浪生は非常に多いです。

また勉強が思うように進んで行かないという宅浪生の中には、睡眠の乱れによって「自律神経の乱れ」や「集中力の欠如」が引き起こされているケースがあります。

そこで、今回は「なぜ朝起きられないのか」という問題の原因を分析し、そこから具体的な解決策を解説していきます。

 

朝起きられない真の理由

みなさんは朝起きられない原因をどのように考えていますか?

もしかすると「意識が低い」「甘え」「気合が足りない」と思っているかもしれませんが、それだけではこの問題は解決しません。

実際のところ、朝起きられない問題の原因は「どう起きるか」という起床の部分ではなく、「前日の過ごし方」にあることが多いです。

そこでここからは良質な睡眠をとるための「日中の過ごし方」「就寝前後の過ごし方」を紹介し、最後に「朝により起きやすくするための工夫」の3つの観点で話を進めていきます

 

日中の過ごし方

ポイント①日光を浴びながら散歩をする

1つ目のポイントは、朝起きたら日光を浴びながら散歩することです。

理由は大きく2つあり、1つは日光を浴びることで体内リズムが正常な状態にリセットされ、夜に眠くなる状態を作るためです。

もう1つは、日光を浴びながら体を動かすことで「セロトニン」という物質が脳から分泌されるためです。セロトニンは幸福ホルモンとも言われていて、心身の安定にもつながります。

ポイント②運動する

夜眠れない人の多くは、そもそも体が疲れていないので眠くならないというケースが多いです。

こうした理由から、簡単かつ短時間でいいので日中に体を動かして体を疲れさせることが大切です。

ポイント③昼寝を摂りすぎない

宅浪生の場合は昼寝を取りすぎてしまうケースが多いです。昼寝として2時間、3時間と寝てしまうと当たり前ですが夜は眠くなりません。

昼寝をとりすぎてしまう習慣のある人は、それをやめるだけでしっかりと夜眠れるような状態になります。

就寝前後の過ごし方

次に就寝前後の夜の時間の使い方です。

ポイント①寝る2時間から3時間前に食事を摂る

食事を寝る直前にとってしまうと、睡眠中に食べたものの消化がガンガン行われることで睡眠の質が下がってしまいます。極力2時間~3時間前には食事を摂り終えるようにしておきましょう!

ポイント②しっかり湯船につかる

寝る1時間前くらいにお風呂に入り、湯船に浸かっておくことがおすすめです。

人間は体温が高い状態から低い状態になるタイミングで眠くなってくるので、良質な睡眠をとるには湯船に浸かることが重要になります。

夏だとシャワーで済ませる人もいると思いますが、良質な睡眠をとって朝起きやすくするには湯船に浸かりましょう!

ポイント③強い刺激を避ける

最後のポイントは、睡眠に向けて「強い刺激を避ける」ということです。

強い刺激にはスマートフォンやパソコンの光の刺激と、映画やゲームなどの感情的な刺激があります。

一日の勉強が終わってSNSを見たい気持ちがあるかもしれませんが、長時間の利用を避けることが良質な睡眠につながっていきます。

また暗い部屋でスマートフォンを見てしまうと脳が興奮してしまうので、それは避けましょう!

起床時の工夫

では最後に、朝の目覚めがよくなる工夫について解説していきます。

工夫①カーテンを開けたまま寝る

人間は音よりも日光のような光で目覚めた方が気分よく起きることができるようです。

そのため、カーテンを開けたまま就寝し、朝は窓からの光で起きられるとベストです。もちろん補助的にアラームを使うことは問題ありませんが、光で起きれる環境を作っておくことが良い目覚めにつながります。

工夫②目が覚めたらすぐ水を飲む

枕元に水を置いて、目覚めたらすぐに水を飲むということは試してみてください。

水を飲むことで胃腸が動き出したり、脳に血液や酸素が巡っていくため目覚めが良くなります。

 

まずはこの2つの工夫を試してもらいたいのですが、あくまで「日中と夜の過ごし方を変える」ことが根本解決につながっていくことを忘れずに!

おわりに

以上で睡眠の解説は終わりです。

良質な睡眠をとれるようになると心身の安定が安定し、さらなる勉強時間UP・成績UPにつながっていきます。

今回の記事がみなさんの合格に近づくことを願っています。最後の最後まで頑張っていきましょう!

今回は今話題のAI「Chat GPT」に宅浪成功の秘訣は?と聞いてみました。

当塾の見解と同じところ、違うところを味わいながら読んでいってもらえればと思います!

 

※今回はあくまでネタ記事です!

宅浪を成功させるためのコツはこれだ!

①計画を立てる

宅浪中は自分でスケジュールを組まなければならないため、計画的に行動することが大切です。

自分の目標や進捗状況を確認し、スケジュールを立てることで、受験勉強を効率的に進めることができます。

②勉強環境を整える

自宅で勉強する場合、勉強に適した環境を整えることが重要です。

静かな場所や机、椅子、照明など、自分にとって快適で集中しやすい環境を整えることが大切です。

③勉強時間を守る

宅浪中は自由な時間が多く、ついつい怠けてしまうことがあります。

しかし、勉強時間を守ることが受験勉強の成功のカギとなります。

自分のスケジュールに従い、決められた時間に勉強することが大切です。

④ストレスを発散する

受験勉強はストレスがたまりやすいものです。

ストレスをためずに、適度な運動や趣味、友人とのコミュニケーションなど、自分のリフレッシュ方法を見つけることが大切です。

⑤自分自身と向き合う

宅浪中は一人で過ごす時間が長くなります。

自分自身と向き合い、自分の弱点や改善すべき点を見つけることが受験勉強の向上につながります。

また、自分自身を高めるために、新しいことに挑戦することも重要です。

⑥モチベーションを保つ

宅浪期間中は、自分自身で時間を管理しなければならないため、やる気が出なくなってしまうことがあります。

そのため、自分自身をモチベーションの高い状態に保つことが重要です。自分自身のやる気を保つために、目標を明確にして、その目標を達成するための計画を立てることが重要です。

⑦独学の効率を高めるための勉強方法を確立する

宅浪中は、独学で勉強することが多くなります。

しかし、独学は集中力を高める必要があります。

そのため、勉強に集中するために、集中力を高めるための方法を確立することが重要です。

⑧健康的な生活習慣を維持する

宅浪期間中は、自分自身で時間を管理しなければなりません。

そのため、運動不足や不規則な生活リズムに陥ることがあります。しかし、健康的な生活習慣を維持することが重要です。

健康的な生活習慣を維持することにより、集中力を高めることができ、勉強効率を上げることができます。

⑨コミュニケーションを大切にする

宅浪中は、一人で勉強することが多くなりますが、人とのコミュニケーションを大切にすることも重要です。

友人や家族とコミュニケーションを取り、相談をすることで、モチベーションを維持することができます。

おわりに(Chat GPTのまとめ)

以上のように、宅浪を成功させるためには、計画的に行動すること、勉強環境を整えること、勉強時間を守ること、ストレスを発散すること、自分自身と向き合うことが大切です。

これらのコツを実践することで、宅浪中でも受験勉強を効率的に進めることができ、受験に向けての自信をつけることができます。

時間制約が厳しいのがマーク模試

共通テスト形式の模試(以下、マーク模試と記載)では、主に以下の科目で時間が足りない受験生が多くいます。

 

英語・国語(現古漢の全て解く受験生)・数学IAIIB・理科科目

共通テスト形式は「いかに効率よく問題を処理していくか」が問われるため、苦手な人はとことん苦手な形式です。

もちろん「俺はテキパキ解く方が好きだぜ!」という方は問題ないのですが、僕の指導経験上は「マーク模試は全然ダメです…」という生徒が大多数です。

では、どのように時間不足を改善していけばいいのでしょうか。

 

そもそも全部解こうとしていないか?

これはテスト全般についていえることですが、まずは目標点を正しく設定しましょう。

受験生のみなさんそれぞれの目標を設定し、何点落としていいのか?を確認しましょう。

人によって得意科目、不得意科目があるので一概には言えませんが「とりあえず8割とればいい」という感覚が個人的には大事だと思っています。

もちろん入試本番ではもっと高得点が欲しくなってきますが、欲が出ると「大崩れ」につながっていきます。

具体的にはマーク模試における最大の失敗は「一つの問題にこだわって時間が足りず大量失点」です。

では、なぜ一つの問題にこだわってしまうのでしょうか?

 

満点なんていらない!

それは「高得点を取りたい!!!」という気持ちがあるからだと思っています。

受験生としては当然の感情に思えますが、その気持ちは普段の勉強時にもつようにしましょう。試験本番ではもっと冷静に「8割でいいから堅実に行く」という心構えが重要です。

 

僕の例でいえば、あまり数学IIBが得意ではありませんので、以下のように考えています。

大問1、大問2、大問4(数列)、大問5(ベクトル)のそれぞれ最後の一問は諦めて、会心の出来でも「85点」でいい、80点なら上出来

このように考えているので、模試でも入試本番でも大きく崩れることはほとんどありません。

なによりも計画的に失点しているので精神的にもラクですし、焦ることがないのが最大の効能だと思っています。

模試は計画的に点数を落としましょう

共通テスト模試では、とにかく大失敗を防ぐことが一番大切になります。

そのためにはまず、自分が何点落とせるのか?を確認し、どの問題で落とすか?をシミュレーションしてみましょう!

今回は「センター政治経済」を最速で仕上げるための勉強法、および参考書をご紹介していきます。

 

政治経済を受験する人の多くは、私立文系で政治経済を選択する人か、もしくは国公立受験で「政治経済」または「倫理・政治経済」を選択する人になると思います。

 

特に後者の国公立受験の人は「そこまで政治経済に時間をかけられない」という人も多いはずなので、とにかく効率的に学習することが強く求められます。

まずはセンター政治経済の特徴をざっと確認してから、具体的な参考書を紹介します。

 

過去問が超大切

センター政治経済の特徴は、「問題の再利用が多い」ということです。

まず「出る範囲」について確認しておくと、政治経済は例年問題の偏りがなく、全範囲からまんべんなく出ている傾向があります。ただし、そのほとんどは「基本問題」といえるものが多く、また「過去問の再利用」が盛んにおこなわれています。

具体的には「前年度間違いの選択肢だったものが、翌年で正解の選択肢として使われる」ということが多々あるため、センター政治経済は過去問演習がとても大切です。

そのため、最終的には過去問を「10年分3周する」ことで完全に定着するようにしましょう。

 

参考書は過去問を解けるようになるためにやる

最終的には過去問を演習すればいいので、参考書や問題集は「過去問を解けるようになるためのもの」として位置づけます。

過去問を解くためには

必要最低限の知識を覚える→問題を解きつつ定着させていく

という手順を踏むことが大切です。そのため、参考書は大きく

①最低限の知識を覚えるためのもの

②問題演習するためのもの

にわけることができます。

①最低限の知識を覚えるためのもの

最低限の知識を覚えるための参考書を「講義系の参考書」と言ったりしますが、ここでは2冊紹介します。

①みんなのセンター教科書 政治・経済


みんなのセンター教科書 政治・経済

講義系の参考書としては割と新参者だと思いますが、「みんなのセンター教科書」はどの教科も大変わかりやすいです。

このシリーズの良いところは「よく出るポイントをわかりやすく」解説しているところです。比較して覚えるべきところや、まとめて覚えるべきポイントがキレイにまとまっています。

②問題演習するためのもの


センター試験への道 政治・経済

センター政治経済に時間をかけられない人で「レベルアップしつつ、過去問演習もしたい!」という人におすすめなのが、センター試験への道 政治・経済です。

これは過去に出題された良問(再利用される可能性大)を中心に、テーマごとに押さえています。

これをやっておけば「過去問をやらなくてもよい」という状態になるので、まさに一石二鳥です。

センター試験だけの科目は「とにかく少ない参考書で高得点を確保する」ということが至上命題ですので、『センター試験への道』でばっちり本番対策をしましょう。

二冊だけでOK

ここまでの話を生徒にすると、「二冊だけでいいんですか?」とよく聞かれます。

たしかに「2冊」というと不安になるかもしれませんが、この2冊のみで十分です。

逆にいうと「2冊だからこそ、大丈夫」ということもできて、勉強において大事なのは「良問を100%覚えること」ですので、何冊もやっていると中途半端な知識がつきがちなので、むしろ2冊だからよいのです。

「センター政治経済が不安…」という人こそ、この2冊をしっかり仕上げ、本番でいい点数を取ってきてください。

今回は小話です。

「これがなかったら東大に絶対合格できなかった」という本当に心から感謝しているものを紹介します。

 

https://youtu.be/53Mb-TH96dg

これは「ポモドーロ法」という「25分集中して5分休憩する」というルールに従って作成された動画です。

僕の場合は焚火が一番よかったのですが、他にも雨の音や川の音、波の音などがあるのでぜひご自身に合うものを探してみてください。

具体的な使い方は動画の一番最初に書いてありますし、単純に25分勉強して5分勉強するだけです。

焚火や波の音などは集中しやすい「アルファ波」という音みたいで、実際めちゃくちゃ勉強できました。

 

また僕の場合は仕事をやっていたので、平日はこの動画を1セット(つまり3時間)やっていました。

休日はこれを最低3セット(つまり9時間)はやっていました。

共通テストが終わってからは、だいたい4セット(つまり12時間)は最低でもやるようにしていました。

 

もしかしたら「げ、9時間?」と思うかもしれませんが、この動画を使えば大変は大変ですがあっという間に過ぎていく感覚があると思います。

ということで、ぜひこの動画を使ってみてくださいね。

プレテストを受験する人は、これまで受けてきた模試を越える歴代最高点を絶対に取ってきてください。

体調が悪い、ここ最近勉強が停滞していた、苦手な範囲が出た

こうした言い訳は一切通用しません。必ず、これまで勉強してきたことを出し切って、自分で納得のいく結果を出しましょう。

 

とはいえ、全力で臨んだうえで結果的にうまくいかないというのは仕方がありません。

言っていることが矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、矛盾していません。

僕が強調して伝えたいのは「絶対に最高点を取る」というスタンスで、これから模試が終わるまで真剣に生活をしてほしいということです。

Aさん・・・絶対に最高点を取ろうと、勉強から生活習慣をプレ試験に向けて調整したが、うまくいかなかった

Bさん・・・まだ勉強できていないところがあるし、プレ試験もうまくいかないと思っていたら、本当にうまくいかなかった

両者は結果だけ見れば「うまくいかなかった」で共通していますが、プレ試験を受けて感じることや、反省ポイントはAさんの方が見つかるはずです。

結局のところ、全力でやってみなければ反省点など見つからないからです。

試験当日のコンディションを整えよ

受験勉強は「よく出る問題をいかに覚えるか」という一言に集約されます。

じゃあ、必要な知識を勉強した人が勝つのか?というと、そうではないんです。

 

どれだけ勉強をしても「当日答案として記述できなければ意味がない」という当たり前の事実があり、入試で合格するためには「覚えたことを、正確に早く引き出すこと」が求められます。

そして「覚えたことを引き出す」ためには、その日の体調が万全であることが大切です。

どれだけ勉強を頑張ってきた人でも高熱だったら結果を出せませんし、これが寝不足だったり風邪気味という状態でも悪影響があるはずです。

結局のところ、これまで1年近く頑張ってきた自分を報いる方法は「しっかりと体調を整える」くらいしかないのです。

 

https://drtakuro.com/?p=905

基本情報

公式サイト

早稲田大学の公式サイト

所在地

所沢キャンパス

〒359-1192 所沢市三ケ島2-579-15

西武線小手指駅 西武バス15分

学部の生徒数

計560 (人間環境科学200, 健康福祉科学200, 人間情報科学160)

入試偏差値(目安)

セ試得点率:81%~89%

個別偏差値:62.5~65.0

入試形式

一般入試

文系方式
◆配点 3教科(150点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(50)
《地歴》世B・日Bから選択(50)
《公民》政経(50)
《数学》数I・数A・数II・数B(備考参照)(50)
●選択→地歴・公民・数学から1

理系方式
◆配点 3教科(150点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(備考参照)・数III(50)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1(50)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(50)

センター利用入試

◆配点 5教科6~7科目(500点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数IA・数IIB(100)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[20])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(100)
 ※理科は,「基礎2科目」または「発展1科目」から選択
●選択→地歴・公民から1
セ試…英語以外の外国語は配点200点は100点に換算

センター利用(数学選抜方式)

5教科6~7科目(140点満点)
【国語】国語(20)
【数学】数IA・数IIB(40)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(20)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](40
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(20)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(20)
 ※理科は,「基礎2科目」または「発展1科目」から選択
●選択→地歴・公民から1
個別…「数I・II・III・A・B」(数I・II・A・Bでの受験も可能)
セ試…英語以外の外国語は配点200を40点に換算

一般選抜合格者数

・個別入試:500人
・センター利用:50人

基本情報

公式サイト

早稲田大学の公式サイト

所在地

早稲田キャンパス

〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1

早稲田駅 (東京メトロ東西線)徒歩5分
西早稲田駅 (東京メトロ副都心線)徒歩17分
高田馬場駅 (JR山手線/西武新宿線/東西線)徒歩20分(学バスあり)

学部の生徒数

632人

入試偏差値(目安)

セ試得点率:91% 
個別偏差値:67.5

入試形式

一般入試

【国語】国語総合・現代文B・古典B(40)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(50)
《地歴》世B・日Bから選択(40)
《公民》政経(40)
《数学》数I・数A・数II・数B(備考参照)(40)
●選択→地歴・公民・数学から1

センター利用入試

【国語】国語(100)
【数学】数IA(100)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](125[25])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(100)
 ※理科は,「基礎2科目」または「発展1科目」から選択
●選択→地歴・公民から1
※セ試…一覧の5科目のほか、必須で選択した科目以外(数IIBを含む)の科目から高得点1科目(100点)を加算

一般選抜合格者数

一般入試:500人
・セ試:50人

【教科別】早稲田大学社会学部入試の傾向と対策

英語

ジャンルの異なる長文を4つほど、会話文が1つが基本的な出題形式である。

長文の内容はさほど難易度の高いものではなく、ところどころに和文英訳、英文和訳などの問題も出題されるが難問ではない。

ただし難易度は他学部に比べ平易であるものの時間がネックとなる。

難しくはないが時間をかけてゆっくり解いている暇はないので普段からスピードは意識して勉強しよう。

受験生に対して意地の悪い問題が少ないので早稲田を受けると決めたならば商学部の英語か、教育学部の英語から始めるのがよいだろう。

数学

90分で3題が基本的な出題形式である。政治経済学部の問題よりも難易度が高い。

ただし問題の難易度が高いということは合格点は下がるという事である。

数列や整数問題などなかなりの難易度で記述問題として出題される傾向があり、対策が欠かせない。

どの分野も出題される可能性はあるので苦手分野を残したままにしないことが肝要。

国語

早稲田の中では難しくない部類に入る。

基本的な知識と読解力で解ける問題が多く、英語と同じく早稲田国語の入門にはちょうど良いと思われる。

ただし中には難問もあるのでそういった問題は割り切って捨て、他の受験生が確実に得点できるところは落とさないという心構えが必要である。

政治経済

基本的な問題がメインではあるが時事問題対策も必要である。

3年生の夏を超えたあたりから時事問題をまとめた対策本などを活用して時事に対しての知識も蓄えておこう。

とは言っても、やはり基本問題が重要であるので模試、過去問の演習復習は欠かさないようにしよう。

日本史

英・国が難易度が低い代わりに難易度が高く、付け焼刃の知識では役に立たない。

短文論述や複数選択式の問題などもあるので相当の対策が必要となる。

また英語で他の受験生が高得点を取るために選択科目でいかに差をつけるかが勝負になり、綿密な準備をしておくことが肝要。

世界史

日本史と同じく難易度は早稲田の中でも高い部類に入る。

100字~150字の論述が課されることもあり、正誤問題もそれ自体難易度が高い。用語集、資料集を使って効果的に教科書以上の知識を身につけよう。