今シーズン最後の | naolog.

naolog.

ヴァイオリニスト農頭奈緒 のうがしらなお のブログです。主に音楽活動の記録です♪

金沢から関西に戻り、6月は今シーズン最後のPAC定期演奏会がありました。

最後はロッセン・ミラノフ氏指揮でオールロシアンプログラム。的確な指揮のもと、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーとロシア色を満喫しました。

PACでは、どんなプログラムの時でもほとんどかならずその国出身のメンバーがいます。

今回は私の前の列に、ロシアンのメンバーがいて、彼にとってのこのプログラムと私にとってはやはり違うのだろうか…?と考えたりしました。
大学生の頃、好きだった授業のひとつに比較文化論という授業がありました。テレビ番組の世界一受けたい授業などにも出ておられた西岡先生が、私たちに、日本人である君達が西洋音楽をする意味を考え続けてほしいとおっしゃったことを思い出しました。忘れなければ答えがみつかるのかな…


定期最終日の朝に、近所のお寺でリフレッシュしました。紅葉の季節にも行って、沢山の紫陽花の株がきになっていたので、紫陽花の季節に♡

終わりかけの紫陽花が浮かべてあります。本当にたくさんの紫陽花ですてきでした。





定期演奏会の次の週、今週は私にとって初めてのPACモーニングチェンバーがありました。
朝9時サウンドチェック、10時半開演という特別な時間!2日間のモーニングチェンバーの幕開けに、ロッシーニの弦楽のためのソナタを弾かせて頂きました。ヴァイオリン、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスという少し変わった編成。
メンバーも素晴らしくリハーサルもスムーズに進み、とても楽しかったです。
普段から多くの時間を一緒に過ごしすぐに集まることができて、のびのび楽しめる、オケの仲間だからこその室内楽の楽しさも感じました。

チケットも早々に完売し、朝から小ホールは満席に近いお客様が聴いてくださいました。
定期演奏会も、今シーズンも本当に沢山の定期会員さん、毎回ごとのお客様が来てくださいました。今シーズンも本当にありがとうございました。

さあ、シーズン終わりというわけではなく、来週から佐渡監督が帰ってこられてリハーサルが始まるオペラに向けて充電中です!今年は魔弾の射手🏹PACの7月予定表は最初の週から最後の週まで魔弾一色!!オペラも好きなので、どんな期間になるか楽しみです。