こんにちは。早春の冷え込みが厳しい週末ですがいかがおすごしですか?
私は、3月前半の本番を終えて、次の準備にとりかかっています♪
6日の修士リサイタルに来て下さった方々、ありがとうございました。
その後、弦楽合奏のコンサートを終え修士の講評会を終えて、今年度の課程が全て終了しました♪
一年前の3月、卒業を控えての本番が続いていたころの私は、
今思えばとても自信を失っていて不安定でした。
でもコンミスの本番や卒演もあったのでそれどころでもなく、
そんな自分を押し込めて毎日を過ごしていました。
大学院に入って、新たな春を迎えてもペースをつかみ切れずに、
楽器から気持ちが少し離れそうになったりそんな自分が受け入れられなかったりしているうちに、
どうしても声がでなくなって心療内科に行ったこともありました。
何がきっかけというわけではなかったけれど、
先生方や仲間たち、家族やそばにいてくれた人たちに支えられて、
いつのまにかそんな気持ちも忘れ、なんだったのだろうというくらいまた持ち前の前向きさを取り戻して
あちこちで多くの経験を積ませてもらいました。
私は、この一年間多くの人に、音楽が変わった、進化したと言ってもらいながら過ごしました。
といっても、毎日私の音を聴いている私は興味深くは思うものの正直ピンとこなかったのですが、
一年の最後にようやく心から、私は変わったんだと思いました。
友達にそう言ったら、
それに気づいたん奈緒が一番最後やと思うで。
と言われた私はたくさんの人に見守られ私以上に理解されている幸せ者です。
失った自分や離れた場所もあったけれど、
得た場所や、新たな自分も知りました。
やっと何かを乗り越え、受け入れられた気がしました。
修士のあと、本当にありがたい大きなチャンスも頂きました。
もうすぐ、ヴァイオリンを弾き始めて20年目の春を迎えます。
新たな一歩を踏み出そうと思います。