午後にねむくなる人。
コーヒーが原因かもしれません。
コーヒーは眠気覚ましに良いと
言われますね。
しかし、逆の経験をしたことがあります。
社会人1年目の今頃は、
ハードに仕事をしていました。
不思議だったのが、
眠くて限界になったとき、
コーヒーを飲むと落ちてしまうのに、
ジャスミンティを飲むと、
それから3時間がんばれること。
逆じゃないのか!?
ずっと疑問に思っていたことですが、
医学的には理にかなっているそうです。
ヒトは、活動(覚醒・緊張・交感神経優位)の
限界を越えると、脳が休止する=眠る
ようになっています。
壊れないための、防衛本能です。
コーヒーは交感神経優位を高め、
覚醒・緊張させますね。
活動の限界点に近い状態で
コーヒーを飲むと、
覚醒作用で限界を越えてしまうため、
眠ってしまうのです。
ジャスミンティは、
副交感神経・リラックスを高めます。
よく眠る前に飲んで、
安眠に活用されますよね。
いっぽう、活動の限界直前で摂取すると、
限界点から離れるために、
再び活動することが可能となるのです。
★これ、近々、図にします。
「覚醒状態の幅が狭い障がいで、仕事中にボーっとしてしてミスをする」
「上司の説明中や会議中にうとうとしたこともある」
という人の御相談に乗ったことがあります。
ヒヤリングすると、
トラブルが起こるのは、必ずコーヒーを
飲んだあとでした。
「コーヒー飲まないと寝そうで不安」
というのは、逆かもしれません。
食後のコーヒーを飲んでいて、
午後に眠気が来たり、
集中力が途切れる人は、
一度、コーヒーを控えてみては
いかがでしょうか。
同時に、過度な覚醒状態を抑えるよう
原始反射の統合や、
こころを落ち着ける時間を持つ、
身体のケアなどもあわせて
おこなうと良いでしょう。
天職コンサルタント
梅田幸子
第4章「苦手で耐えられないこと」を知る自己分析の
「労働時間を考える3つの切り口」
Cデッドタイム(働けない時間)の補足記事です
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