「言いたいことが伝わらない」
または、
「なんだか、誤解されているようだ」
という感覚はありませんか。
「言葉」の選び方で、
伝わり度が大きく変わってきます。
伝わらないケースを挙げ、
対策をアドバイスしていきます。
伝わらない言葉⑥
社風をあらわす言葉
社風をあらわす言葉
こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です。
「転職を考えた理由は何ですか?」
「前職をやめたのは、どうしてですか?」
「どんな会社に入りたいですか?」
「あなたにあっているのは、どんな社風だと思いますか?」
こういった質問に対する答えは、
誤解を生じやすいです。
面接官も気づかずに、
ずれたまま面接が進み、
合否が決められてしまうこともあります。
「アットホームな会社がいいです」
「ギスギスした雰囲気が嫌で身体を壊しました」
「のんびりしすぎていて、退屈でした」
「切磋琢磨できる関係が好きです」
「なぁなぁの仕事の仕方があわなくて」
「重箱の隅をつつくような、上司だったのです」
「理不尽に要求ばかりする経営陣でした」
など。
どんな感じだったの~と聞くと、
Aさんの「ギスギス」と、
Bさんの「切磋琢磨」が、
同じ状況だったりするのです(驚)!
Cさんの「アットホーム」と、
Dさんの「重箱の隅をつつく上司」が
同じ状況だったりするのです(驚)!
ですから、
自分が「ギスギスと感じている」
ということではなく、
「ギスギスしていると感じる嫌な状況」
を説明しないと、
面接官には、伝わらないのです。
Eさんは、
「アットホームな職場がいい」と思い、
転職ナビに「アットホームです」と
書いてある求人に応募し、
面接官は「うちはアットホームが自慢」
と言っていた会社に入りました。
ぜんぜんアットホームじゃなかったそうです。
Eさんがイメージしていた
アットホームな職場とは、
競争とか目標とかに追われることなく、
みんなで協力して仕事を進める職場。
多少のミスは、笑顔でカバーしあう
余裕のある関係でした。
面接官が自慢していた
アットホームな職場とは、
目標達成したらみんなで打ち上げ。
そこでは、上下の関係なく、
みんなで大騒ぎ。
途中にも、成績が伸び悩む人がいたら、
みんなで声をかけ、飲みにいったり
お昼を食べたりしながら、
愚痴を聞いたりアドバイスをしたり
するという職場のことでした。
ひとりひとりでイメージが違う単語で
コミニュケーションをするのは、
こういった危険もあるということです。
面接では、
思っているイメージ、状況を
話してくださいね。
★面接対策:伝わらない言葉⑦に続きます。
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天職コンサルタント 梅田幸子
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