■発達障がい:差別だと感じる人へ | 魂の望みのままに新しい時代をつくる
こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です。


この仕事をはじめて12年。
なぜだか、途切れることなく、

発達障がいの方から

就職・転職のサポートを
依頼されてきました。


この中には、

「広汎性発達障がいと診断されました」
「ADHD(注意欠如・多動性障害)です」
「自閉症スペクトラムなのですが」
「アスペルガーです」
「学習障害があります」

などと自己申告された方も
いらっしゃいます。


コンサルティングセッションの前に
おっしゃる方もいれば、

セッション中におっしゃる方も。


中には、
こちらから指摘して、
障がい者採用へ切り替えを
された方もいらっしゃいました。
(長くおつきあいいただいた方です)



発達障がいに対する感情は、
ひとそれぞれです。


ポジティブな反応は、

「認めて楽になった」
「だから、こうなんだと謎がとけた
「答えあわせした気分」
「自分のことがよくわかった」

といった感想があがります。

知って楽になったと
おっしゃる方が意外と多いです。



ネガティブな反応を持つ人もいて、

「障がいなんて、おおげさだ」
「こういう人は、いっぱいいるのに、障害者なんて」
「障がい者だと、差別されたくない」


このようなお気持ちを
話してくださる人もいます。



「障がい」「障がい者」

という"言葉"に
反応しているんですね。





わたしは、障がいとは、

「特性を知るための分類(区別)」


だと考えています。

単なる分類なので、
良いも悪いも、
高いも低いも、
ありません。

差別する気持ちもありません。


発達障がいを知ることで、
自分の特徴と対策、
周囲にしてほしい配慮が
わかるので、

とても、働きやすくなりますし、
才能を活かしやすくなります。




車いすに乗っている身体障害者は、

段差の多い場所だと働けません。

これって、差別?
違いますよね。

バリアフリー環境が必要だ
というだけ。



色盲(色覚以上)の人は、
色の識別をする仕事には、
つけないですよね。

デザイン会社で
色見本をあわせる業務があるからと
色盲を理由に不採用になった。。。

これって、差別?
違いますよね。

その仕事が向いていない
というだけ。



繰り返しますが、

わたしは、障がいとは、

「特性を知るための分類(区別)」

だと考えています。



分類(区別)がされているから
特性にあわせた仕事が、
しやすいんですよ。



ですから、

発達障がいという
分類(区別)がなくても、

自分の特性がわかっていて、、

特性を活かせたり

それを人に伝えられて、
必要な配慮を求めたり
できるならば、

それでいいんです。




しかし、


分類(区別)があったほうが、

自分が、理解しやすい。
人に、伝えやすい。


発達障がいは、

差別ではなく、

その人らしく生きるための、
分類(区分)だとわたしは考えています。




困りごとが大きければ、
それを緩和していく方法もあります。


【参考リンク】

■私が発達障害のキャリア支援をする理由

■天職が勝手に近づいてくる法則


■発達障がいとは:種類と特徴


■発達障がい者のキャリア(就職・転職)

■発達障がい者が持つ「できないことは悪いこと」「変わっているのは悪いこと」という劣等感



あなたらしいキャリアをつくる、天職コンサルタント 梅田幸子
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