選考の合確率が前々違う。
といのは、
昨日、書いたとおり
今日は、そんな話を
詳しくしていきます。
こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です。
今日も、よろしくお願いします。
+
10年前、
ある大手メーカーの
新卒採用の選考を
お手伝いしたときのことです。
わたしは、
グループディスカッションの
アセッサー(選考官)として
学生の評価をしました。
この会社では、
匿名で選考が行われます。
大学名によって、
評価が変わってしまうことが、
ないように、
これは、多くの企業で
取り入れています。
どうして、名前も伏せるのか
尋ねると、
『今日親戚の○○が行くからよろしく』
と頼まれ、
評価に手心を加えることが
ないように、
ということでした。
匿名で選考をするため、
学生さんは、ゼッケンを付けて、
アセッサー(評価者)は、
ゼッケンのの色と番号で
評価をするという形式です。
赤チームは、
1~8の番号がふってある
赤色のゼッケンをつけます。
他に青・黄色・オレンジ・緑
がありました。
この会社のグループディスカッションは、
各チームで得点を競うもの
だったのですが、
優勝は、必ず、赤か青です。
早く来た人が赤か青になるからか?と
チームカラーを入れかえてみたり、
学生をシャッフルしてみたりしましたが、
結果は、同じです。
さらに日数を重ねていくと、
色によって
合格率が違うことが
わかってきました。
この企業では、
約50%を次の選考に進めます。
しかし、
「また、緑は全滅ですねぇ」
という会話を朝・昼・夕。
連日したのです。
受かって1名。
半分受かることはありませんでした。
他の色も意識して見ていくと、
赤チームの合格率が高いことが
わかりました。
多いときは、全員合格、
少なくとも半数は通過。
人は、赤のものに囲まれると、
血圧・脈拍・体温が上がるそうです。
そのためでしょう。
赤チームは、
ディスカッションが盛り上がります。
声が大きく、
立ち上がる人も多い。
意見もたくさん出て、
熱気むんむん。
競争心が働き、
最後のひとふんばりも
大きかったです。
・
次に合格率が高いのは、
青です。
立ち上がる人はあまりいませんし、
声も大きくはないので、
遠目に見ていると、
まったく盛り上がっているようには
見えません。
表情も薄い。
しかし、すぐそばまで寄って、
内容を聞くと、良いのです。
冷静に
多角的な側面からの意見が出ます。
反対意見に
ヒートアップすることもないので、
みなが意見を言え、
議論を前に進める発言も、
理知的で、
素晴らしい結果が出ることが
多かったです。
集中力も高かったです。
ただし、偶然にも、
大人しくて、控えめな人
ばかりが集まったときは、
ほとんど意見が出ずに、
シーンとしたまま
終わってしまうことも、
まれにありました。
青は、血圧・脈拍・体温が下がるので、
安らぎ・平和・クールダウン・冷静
という影響があるそうです。
・
黄色は、
グループディスカッションは
盛り上がってります。
みんなノリノリ。
しかし、
合格率は目立ったものは
ありませんでした。
黄色は子どもの色。
無邪気
知的好奇心
楽しい
自分は自分
コミニュケ―ションには
向いていますが、
ゴールを達成するには不向きです。
・
冒頭で、全滅が続いた緑は、
癒しの色。
自分に戻る
自分の場所、ペース
調和
グループディスカッションには、
向きませんね。
こんなふうに、色によって、
グループディスカッションの
雰囲気と
成績と
合格率が
明らかに異なるのです。
お客様企業には、
「学生をフェアに見るために、
ゼッケンはやめたほうが良いのでは」
とお話しし、翌年は廃止されました。
良かった。
さて、この事実を知ったあなた、
面接を受ける側でしょうか。
面接をする側でしょうか。
どう活かしますか?
いろいろとアイディアが湧いてきますね。
考えて、活かしてみてくださいね。
昨日からの色シリーズを
書くきっかけになった
親子が相思相愛になるカラーの使い方!講座レポ
【第一弾】■気になる「色」で自分を知る、相手を知る
【第二弾】■色のパワーを取り入れる
色に関して書いた自分のブログを
検索してみたら、結構ありました。
すべてクリックしたら、リンクします。
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■私を輝かせる色と言葉のメッセージ
↓これ、すごい体験したよーーーー。
娘の痛みがすーっと消えていきました。
■色と形。イメージをシンクロしたら……
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就活生向けに3本!
■就活スーツのシャツ選び:純白vsアイボリー
▼印象アップを目指して、印象ダウンしている人がいます
■女子就活生に渇! しちゃいます
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1月には、「毎日イロ撮り」企画に参加しました。
■赤:やり切る
■青:冷静と情熱
■緑:自分に還る
■オレンジ:いつも変わらず光を
■ピンク:「好き」を尊重する
■紫:二面性の統合
■黄色:肚に従う
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11年前、こんなこともしていました。
■色に例えられてみました(2005年のワタシ)
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忘れていた記事もいっぱい。
☆朱夏☆
☆色☆
◎ヒートテックvsブレスサーモ
ピンクな日
あなたらしいキャリアをつくる、天職コンサルタント 梅田幸子
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