■採用の悩み:辞める理由③会社への不安_3【受け入れ準備の不備・仕事がない】 | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

こんにちは。梅田幸子です。


今日は、シリーズでお送りしている
「新人がすぐに辞める理由」を
再会しまーす。


辞める理由③は、会社への不安。


その中でも、
新人が入社して早い段階で、
「この会社、大丈夫?」と
不安に思ってしまう出来事を
順に紹介しています。


不安1 危機感を持たせる
http://ameblo.jp/11oya/entry-12064011905.html


不安2 研修予定がコロコロ変わる
http://ameblo.jp/11oya/entry-12064030072.html



今日は、3つ目。


「受け入れ準備ができていない」


・入社の事務手続きに不備が多すぎる
・入社日にする仕事がない


です。


「入社の事務の書類が
 そろっていない」


「書く書類が違った」


「何度も書き直し。
 チェックが抜けていてる」


といったことがあると、

「なんて、ずさんな会社だ。
 大丈夫だろうか?」


と新人は不安を感じます。


同時に、


「私の入社は
 歓迎されていないのでは?」


という気持ちになってしまう
新人もいます。


*


入社日が実務になるの場合は、
1日目にする仕事、教えることを
用意しておいてください。


同様に、研修を終えて
配属される日にする仕事、
教えることを
用意しておいてください。


指示を出す人は、
出社時間にいるようにしてください。


教える人は、
時間を空けておいてください。


もちろん、作業スペースや
仕事に必要なパソコン、備品は
用意しておいてください。


新人に何をしてもらうかが
決まっていないと、


「今日は、何をしてもらおうかな」
「してもらうことがない」


これが、新人を傷つけます。


さらに、周囲から
「いつもボーッとしている、
仕事をしない新人」のイメージが
つくのもマイナスです。


仕事がないのだから、
そのお給料は無駄!


人手がいらないなら、
採用側の責任であり、


人手が欲しいと言いながら

仕事を与えられていないなら、
部門の責任なのですが、


新人が嫌われます。


入社日の新人は、
他部署から注目されていますので、
心配りを忘れずに。


ですから、入社日も、
給与締日にとらわれず、
教える人が暇な時期を考慮して
決めても良いと思います。



忙しい日に配属されても
上司・先輩は、指導を

することができません。


仕事を手伝ってもらいたくても、、
忙しければ、

「説明する時間が惜しいから、

自分でしたい」となります。


新入社員の受け入れが
意外と、上手にできていない会社が
多いのです。


 *


仕事でつかう最低限の備品や
席は用意しておきましょう。


不満として、多いですよ。


わたしも経験があります。


はじめての転職は、
入社後にパソコンを発注しました(笑)。


次に転職するときは、
すぐに仕事ができるよう
入社前に、パソコンの手配を
していただくよう、
依頼しておきました。


出社してみたら、
パソコンはありましたが、
席がありませんでした(驚)。


前日に、あいさつの電話もしたのですが(笑)。


しばらく、月に1度しか来ない方の
デスクを借りたのですが……


そこには、大量の書籍と、
おおきなデスクトップパソコンが
鎮座していたので、


(当時のデスクトップの
 パソコンは、厚みが
 すごかったので)


机の上に、ノートパソコンを置く
スペースがなく、
膝の上で仕事をしました。


集中したいときは、

少し離れた作業スペースや

ミーティングスペースへ。


集中できますが、

部署の人との交流は

なくなります。


いろんな意味で、

効率が悪かったですね。


また、
「作業」としておこなう仕事も
用意されていませんでした。


リーダーに、
「何かお手伝いを」と言うと、


「どうしよっかなー。
 部長は出張だしなあ。
 とりあえず、座ってて」


と言われました。
(席ないんっですけど:笑)


とはいえ、
採用のエキスパートとして
入社をしていたので、


内定者の資料や

選考のデータを
じっくり見たり、

会社説明会の

見学したりするなど、

自分が知りたいことを

知るために
2日間とれたので、


入社3日目に
企画をいくつか出すことが
できました。


4日目からは、

その企画にもとづいて

動き始めました。


けど、たまたまです。


私に、それができたのは、


自分で仕事をつくるのが
好きな性格であり、


どんな仕事をつくればいいのか、
つくった仕事をどうこなしていくか、
を考えられるだけの経験が
すでにあったからです。


さらには、

採用というミッションがあり、


8月入社というタイミングも
良かったと思います。


能力と経験があれば、
誰でも、同じように
自分で仕事ができるかというと
そうではありません。


私よりも、能力も経験もある人が、
入社後に仕事がないばかりに、

他の社員から


「あの人、何をしているの?」

「仕事していないよね?」

「何のために入社したの?」


と言われて、浮いてしまい、


高い能力と強い想いが
ありながら、なじめずに
定着できなかったケースを

見てきました。


どんなに経験のある優秀な人でも、
入社後にする「作業」を用意して
おくことをお勧めします。


特に、

大きなミッションを
与えたい人であれば、


なお一層気を配って、

目に見える「仕事」を
用意してあげましょう。


その、わかりやすい「仕事」を
するのは、ほんの
2~3か月でもいいのです。


*


入社の事務手続きや、

入社日・配属日にする仕事(作業)や、

教える人、机、備品の準備は、


社長や採用担当者の手を

離れた後の話ですが、


一歩踏み込んで関わることで、

防げる離職があります。

* * * * * * * * *


以上、

入社後の新人を不安にさせる

3つ目は、「受け入れ準備」でした。


4つ目は、

世代ギャップが原因ですが、
ワンクリックで修正できる

ことなので、簡単に改善できますよ~。

また、次回!


天職コンサルタント 梅田幸子。

http://with-c.net/



いつも、ありがとう。



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